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内容説明
印象派の“印象”って何だ!?一目でわかる、画家の見分け方!美術史上のスキャンダルを全解明!モネと日本、モデルとの恋、画風の秘密…名画の魅力を全ガイド。
目次
序 モネの砂糖菓子―印象派の味わい方
1 海辺の印象―モネが鳥になった日
2 マネかモネか!?―マネ、モネ、ルノワール、ドガの見分け方
3 落選展のスキャンダル―決戦!サロン絵画対印象派の父
4 絵画のリゾート―名画『印象日の出』を徹底鑑賞!
5 モデルと遊歩者―印象派の描いた女たち、ナポレオン三世のパリ
6 パリの浮世絵―なぜ日本人は、印象派が好きなのか!?
結 描き置き―画家たちの残したもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
viola
4
正直あんまり好きではない印象派。あんまり好きではないからこそ、こういうたぐいの本は面白い。モネ、マネ、ルノワール、ドガの見分け方、なんてのも載っていたり。モネとマネ。名前からしてややこしいですが、なんとマネ本人が、マネという名は、自分の『草上の昼食』の大騒動で知れ渡った自分の名にあやかったペン・ネームではないかと疑ったくらいなんだそう。印象派という名が『印象 日の出』から来ていること、酷評されたことは有名だけれど、印象=当時の美術用語で下書きという意味ということは知らなかった!そりゃあ、叩かれるよね・・。2012/10/25
なちょ
1
「二時間の印象派」もっと簡単に書かれているのかと思いきや、おさえる所はしっかりおさえてあった気がします。よく日本でも観られる印象派。綺麗だから有名だから観に行く、だけの前にこんな本をちょっと読んでいくともっと鑑賞が楽しくなりそう。日本人が印象派を好きな理由にはただただ納得。2012/06/05