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内容説明
アメリカ近代絵画の偉大なるパイオニア、ジョージア・オキーフの稀有な生涯を、美術史家チャールズ・エルドリッジが作品に沿ってたどる。
目次
人生と伝説
抽象
ジョージ湖
果物と葉
花
都市
砂漠
骨
空
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
3
偉大な画家。素晴らしい人格者。ジョージア・オキーフの人生と作品を概観する。この本には充実した作品解説が漏れなくついているが、彼女の作品を見ていると解説なんてどうでも良くなってくる。人々に慕われ、無名だった若き草間彌生のアメリカでの支えになる。この偉大な画家の作品を評論するコトは出来ないけれど、自分の感想くらいは言える。オキーフの絵は、本質を思い切り良く美しく抉り出す。その構図、色彩、画想はオリジナルで未知のもの。そして自分の深く記憶に刻み込まれる。絵画の本質とはこう言うコトを言うのではないかと。2012/12/16