出版社内容情報
古代から現代まで5000年にわたるファッションの変遷を、2500点以上の貴重な図版を駆使して紹介。究極のヴィジュアル大図鑑。
内容説明
美しいオリジナル制作の図版、貴重な歴史的図版や写真などを2500点以上使用した、衣装やその流行にまつわるヴィジュアル・ヒストリーの決定版。古代エジプトのファラオのファッションから現代イギリスのキャサリン妃まで、5000年にわたるそれぞれの時代のファッションを時系列に並べて掲載してあり、時代ごとの変容や衣服の特徴が一目でわかる。ファッション・アイコン(マリー・アントワネット、ココ・シャネル、ツイッギーなど)がいかに革新的だったか、その時代の流行に及ぼした影響を紹介。また、それぞれの時代を象徴する服や傑作といわれる衣装について詳細に解説。巻末にイラスト入りの用語解説付きで、専門的なファッション用語もわかりやすく解説。
目次
第1章 先史時代~紀元600年 古代世界
第2章 600~1449年 中世のロマンスと交易
第3章 1450~1624年 華麗なるルネサンス
第4章 1625~1789年 バロックとロココ
第5章 1790~1900年 革命から日常へ
第6章 1901~1928年 ベル・エポックとジャズ・エイジ
第7章 1929~1946年 華麗さから有用性へ
第8章 1947~1963年 楽天性と若さ
第9章 1964~1979年 スウィンギング・シックスティーズからグラム・ロックへ
第10章 1980年以降 デザイナーの時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
16
図書館本。受け取った瞬間に笑ってしまう重さでした。社会情勢とか諸諸でその服を着るわけですが、服の歴史ってつまり、人間の欲の歴史ですな。2021/07/02
くさてる
15
「コンパクト版」とあったので、まさかと表紙を見返したら確かにそうあった。それでも500頁近い大著です。原始時代、毛皮を身にまとっていた時代から現代までのファッションの移り変わりが豊富な写真と解説によって紐解かれていくのが面白かったです。自分が興味ある時代のところだけ拾い読みしても楽しいかもしれませんが、読み切ったら満足感ありました。「装い」に興味あるひとにはおすすめです。2020/11/04
kaz
1
内容よりも、これに「コンパクト版」と付けるかなという厚さの方にちょっと驚き。世界と言っても欧米を中心とした古代からのファッションの流れがよくわかる。いろいろと盛っていたものが、シンプルになってきたというのが基本だろうか。図書館の内容紹介は『古代から現代まで、5000年に及ぶファッションの変遷を網羅したヴィジュアル大図鑑。歴史的図版や写真など2500点以上を掲載し、それぞれの時代を象徴する服や傑作といわれる衣装について詳細に説明する。用語解説付き』。 2020/12/19