- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
出版社内容情報
名だたる画家たちによる花鳥画の名作と、博物学が盛んとなって生まれた精密な写生画を、ともにじっくり鑑賞できる画期的な江戸絵画集
内容説明
名だたる画家たちによる江戸美術の名作と、博物学が盛んとなって生まれた精密な写生画を、ともにじっくり堪能できる画期的なコレクション!
目次
鳥類
獣類
蟲類
両生類・爬虫類
魚類
甲殻類
貝類(他)
著者等紹介
狩野博幸[カノヒロユキ]
1947年福岡県生まれ。京都国立博物館名誉館員、美術史家。九州大学文学部哲学科美学・美術史専攻卒業、大学院博士課程中退。京都国立博物館研究員を経て同志社大学教授を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Ayako
35
著名な画家が描いた作品から写生画まで、フルカラーの美しい絵は圧巻の一言。描かれている生物は、身近な動物から想像上のものまでバラエティに富んでいる。同じ生き物でも、現代と江戸時代では異なる種類を指す事があると初めて知った。例えば孔雀について、現代において一般的なのはインドクジャクだが、江戸時代ではマクジャクだったという。一方で、犬や猫といった愛玩動物についての接し方は今も昔も変わらないのが微笑ましい。眺めているだけでも楽しい一冊だった。2023/05/15
ルルママ
4
江戸絵画の美しい世界に魅せられる。 日本人であることが嬉しくなる。 図書館の新刊本を借りたが、欲しくなった。2020/08/20
ichigomonogatari
3
日本画にある花や動物の絵が好きなので図書館で借りてみた。画家の絵や浮世絵とともに博物図譜を掲載する。伊藤若冲、珠華鳥獣図屏風のカモたちが目がまん丸で可愛い。あの頃は身近に色々な生き物が居たんだなあ。2022/04/09
蘇芳
1
この少ない情報量のなかでのデフォルメ感すごく素敵。デッサン力あってこそですが。2020/10/29
kaz
0
タイトルどおり。画家、浮世絵師の個性がハッキリ表れているものもあれば、あくまで博物図譜に徹したのだろうと思われるものもある。 2020/07/19