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出版社内容情報
基礎知識と制作工程から、人気絵師の名作の数々、絵師・彫師・摺師のスゴいワザまで、これ一冊で浮世絵のすべてがわかる!
内容説明
北斎、広重、歌麿、写楽、国芳らの名作を満載!浮世絵の世界にどっぷり浸り江戸期リアルタイムの面白情報まで読み取ろう!自宅でできる「版画用消しゴムで浮世絵をつくろう!」も掲載。
目次
第1章 浮世絵とは何か どうつくられるのか(江戸時代に量産された浮世絵版画 浮世絵のはじまり;絵師の直筆による肉筆浮世絵;浮世絵版画の歴史1 墨1色から手彩色へ ほか)
第2章 有名絵師を知る 傑作を味わう(多色摺り(錦絵)の生みの親 鈴木春信
評判をよんだ八頭身美人 鳥居清長
美人画・大首絵で大人気!喜多川歌麿 ほか)
第3章 多彩なジャンルを愉しむ(浮世絵に登場する江戸の人々1 江戸の日常生活;浮世絵に登場する江戸の人々2 季節の楽しみ;浮世絵に登場する江戸の人々3 子どもといっしょ! ほか)
著者等紹介
深光富士男[フカミツフジオ]
1956年山口県生まれ島根県出雲市育ち。日本文化歴史研究家。光文社雑誌記者などを経て、1984年に編集制作会社プランナッツを設立。現在はノンフィクション系図書の著者として、取材・撮影・執筆を行っている。著書に『はじめての浮世絵(全3巻)』(河出書房新社、第19回学校図書館出版賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
39
一緒に借りてきたもう一つの浮世絵の本は、描かれている題材や文化や絵師の個性などなどだったが、こちらは浮世絵の歴史からその手法を素人にもわかりやすく写真などで解説。現代にも受け継がれていることがわかる。誰もが知ってる富嶽三十六景神奈川沖浪裏ができるまでとか写真説明。摺師編の馬連とか懐かしい‼️ 消しゴムハンコで浮世絵作ろうとか。器用だったらやってみたい。浮世絵の魅力は、江戸の日常がわかること。北斎の晩年の作品『百人一首姥がゑとき』とか季節感がありもっとみてみたい。探してみよう。 2020/12/08
Ayako
27
浮世絵の製作過程、様々なジャンル、そして有名絵師による傑作まで幅広く学ぶ事が出来た。浮世絵版画は絵師に注目が集まりがちだが、実際は各工程で分業化されていた。その事自体は知っていたが、掘師と摺師の技術についても詳しく紹介されていたのが興味深かった。全て手作業で行う時代において、職人の高度な技術の数々に目を見張った。2021/02/24
花林糖
15
(図書館本)浮世絵の成り立ちから様々な種類や絵師の紹介、浮世絵の見どころなど詳しく紹介されていて、初心者にもわかりやすい本になっています。初摺りと後摺りの違いは知っていたけれど改めて見てみるとかなり違っていてビックリです。異版は間違い探しみたいで楽しそう。2020/02/24
訪問者
3
浮世絵の歴史から有名絵師や代表作の紹介など盛り沢山な内容で、浮世絵入門には最適の一冊。特に制作過程を葛飾北斎の「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」の復刻で紹介した部分は、浮世絵に興味を持つ人には必見の内容。2023/09/02
月と星
2
★★★★浮世絵の歴史から,絵師,ジャンルと続く。ジャンルの幅に革命を感じる。2022/03/01