- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
出版社内容情報
合戦シーン、歌舞伎の名場面、妖怪との戦い……名だたる浮世絵師たちの名作を集成。ユニークな日本美術史の一ページ。オールカラー。
内容説明
武者絵、血みどろ絵、戦争錦絵…一撃の瞬間、生死の美学。血湧き、肉躍る名だたる絵師たちの競演。オールカラー。
目次
刀剣と勇士たち
歴史に残る戦・仇討ちの名場面
国芳・芳年・芳虎・周延らが描いた西南戦争の壮絶な戦い
白雪を血に染めて
人間と妖怪の戦い
月岡芳年の刀にまつわる美学
義士たちの勇姿
新撰太閤記
歌舞伎の強請場・責め場・殺し場の名場面
著者等紹介
狩野博幸[カノヒロユキ]
1947年福岡県生まれ。京都国立博物館名誉館員。九州大学文学部哲学科美学・美術史専攻卒業、大学院博士課程中退。京都国立博物館学芸員を経て現職。博物館学芸員時代に、「没後200年 若冲展」「曾我蕭白 無頼という愉悦展」などを企画する。若冲再評価の立て役者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
詩歌
14
月岡芳年氏の描くポージングの格好良さにうっとり。立ち姿の美しさの反面、波が蝙蝠っぽかったり雲が何か足りなくて差が激しい。締め切りが危険だったり人材不足だったりしたのだろうか。あ、刀剣について目を配るの忘れてた。2019/05/24
Ayako
9
刀剣と勇士が描かれた浮世絵作品の本。フルカラーで見応えがある。歴史上の合戦から妖怪との戦いまで、様々な場面を描いた作品が取り上げられている。迫力ある絵に仕上がるかどうかは、どの場面をどの角度から切り取るのかに掛かっている部分が大きいと感じた。2019/05/13
m
5
パッと目を引く鮮やかな浮世絵。今で言う「映え」なこれらの絵は当時も人気を博していたに違いない。本書はフルカラーなので見るだけなら良いが、解説が不十分なのでよく知りたい人にとっては不親切かも。2020/08/21
hiro6636
2
浮世絵に描かれた刀剣の世界。講談や歌舞伎の一場面ということで血糊はNGな制約もあったり。2021/01/06
kaz
1
これまで、刀に着目して浮世絵を眺めたことはなかったが、細かく描写されているもの、それほどでもないもの、いろいろあって面白い。好きか嫌いかはともかく、国芳の絵は迫力が違う。 2019/05/08