若冲伝

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  • サイズ B6判/ページ数 295p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309256177
  • NDC分類 721.4
  • Cコード C0071

出版社内容情報

注目著しい謎の絵師・若冲。その画業、魅力のすべてを多くの図版とともに解き明かす。第一人者による書き下ろし決定版。

内容説明

「私の画の価値がわかる者を千年待つ」と若冲は言った。現時点でもっとも新しくもっとも詳しい若冲の評伝。最先端の研究家による書き下ろし決定版!

目次

第1章 市場の画家(自然を見る眼、私なるもの;生家と家族 ほか)
第2章 模写と写生―初期作品(大典の証言;狩埜氏の技を為す者 ほか)
第3章 「動植綵絵」―制作の経緯と表現の特色(藤景和画記;賣茶翁 ほか)
第4章 黒の若冲―水墨画・版画、「綵絵」以後(墨ならではの表現へ;鹿苑寺大書院障壁画 ほか)
第5章 物好きの晩年、そして没後(天明の大火と年齢加算;西福寺の襖絵 ほか)

著者等紹介

佐藤康宏[サトウヤスヒロ]
1955年、宮崎県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科修士課程(美術史学専攻)修了後、東京国立博物館学芸部、文化庁文化財保護部を経て、東京大学文学部教授(美術史学)。主な研究分野は江戸時代の絵画・版画の歴史。近年は平安・鎌倉時代の絵巻や近代の洋画にも論究し、日本美術史全体を概観するようになった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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