出版社内容情報
認知症特有の言動はなぜ起こり、何を意味しているのか、介護者はどう接していけばよいかを解説。在宅介護を長続きさせるコツを増補。
加藤 伸司[カトウ シンジ]
1956年生まれ。東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科教授。認知症介護研究・研修仙台センターセンター長。日本認知症ケア学会理事、日本老年社会科学会理事、日本老年精神医学会理事。
内容説明
「忘れてしまう」「つくり話をする」「感情の起伏が激しい」「被害妄想」「徘徊」…認知症のケアで悩まされる行動は、なぜ起こり、何を意味しているのか。認知症の人々の心理にスポットを当て、ケーススタディを中心に、わかりやすく解説。在宅ケアを長続きさせるためのコツを増補した新版。
目次
第1章 不可解な行動のメカニズム(認知症とは何か;認知症になるとどんな行動をとるのか ほか)
第2章 認知症の「心」を理解する(認知症の持つ心理的な問題;求められる「共感する姿勢」)
第3章 「不可解な行動」の心理(取り繕う行為の心理;感情起伏の心理 ほか)
第4章 ともに生きていくために(どう接していけばよいのか;これからのケアのゆくえ)
付章 長続きする介護は「手抜きケア」(悲しいニュース;家族がみるのは当然なのか ほか)
著者等紹介
加藤伸司[カトウシンジ]
東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科教授。認知症介護研究・研修仙台センターセンター長。1956年生まれ。1979年、日本大学文理学部心理学科卒業。特別養護老人ホーム生活指導員を経て、1982年、聖マリアンナ医科大学病院神経精神科臨床心理士。1993年、北海道医療大学看護福祉学部講師、助教授を経て、2000年、東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科教授、認知症介護研究・研修仙台センター研究研修部長。2006年より現職。(公職)日本認知症ケア学会理事、日本老年精神医学会理事、日本老年社会科学会理事、日本認知症学会評議員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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