イラストで読む奇想の画家たち

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309255583
  • NDC分類 723.3
  • Cコード C0070

出版社内容情報

強烈な印象を私たちに与える絵を描いた画家の人生とは?ボス、カラヴァッジョ、デューラー、ゴヤ、ルドン、ルソーなどについて紹介。

【著者紹介】
神奈川県生まれ。女子美術大学絵画科洋画卒業。広告制作会社でグラフィックデザイナーとして働く。イタリア留学し、08年アカデミア・ディ・フィレンツェを卒業。著書『イラストで読むルネサンスの巨匠たち』など。

内容説明

ちょっと不気味で、妙に心に残る絵を描いた画家の人生とは!?我が道を行く奇才の画家たちのおもしろエピソードが満載!豊富な作品とイラストでその生涯にせまる、待望の一冊。

目次

第1章 西洋美術史に見る「奇想絵画の系譜」
第2章 奇想の画家たち―作品と人生(ボス;デューラー;カラヴァッジョ;ゴヤ;ブレイク;ルドン;ルソー)

著者等紹介

杉全美帆子[スギマタミホコ]
神奈川県生まれ。女子美術大学絵画科洋画卒業。広告制作会社、広告代理店でグラフィックデザイナーとして働く。2002年よりイタリアへ留学。2008年アカデミア・ディ・フィレンツェを卒業。2009年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かさお

36
決してメジャーでもなく、正統派でもなく、万人向けでもないが、一目で何だこれは?と見るものの目を離さない、確かめようと恐る恐る近づき、気づけば虜になっている、個性派と言うには生易しい。病的なこだわりと訴える力がものすごい。気味悪いもの、破天荒なもの、暗黒なもの、緻密で神経質なもの、お腹いっぱいになれる。特に気になったのはルドンとボス。日本の怪奇小説の挿絵に使ってもらいたいな。有名なルソーも実は2度の逮捕歴があったり、個展の案内状に住所を書き忘れ誰も来なかったとか、かなり生活能力のない人だったらしい。2022/03/09

Nat

34
図書館本。カラヴァッジョやボスなどの私の好きな画家たちについて、わかりやすく解説。イラストも親しみやすいもので、可愛い。あまりよく知らなかったルドンについて知れてよかった。黒一色のシリーズが面白く、『不思議な花』が可愛い。でも、次男が生まれた後の50代に入ってから色彩の世界を開花していったことも、人生の明るい変化を感じられていい。晩年の暖かい絵も好き。不思議な絵を描いたブレイクとルドンを愛妻が終生支えたのが素敵。2020/02/02

aisu

29
入門として、とても面白かった。巻末の参考文献などをもっと読んで知っていきたいと思いました。少し残念ながらこの本は絵が小さいので、大きな絵で見たいと思った…もっと知りたいシリーズにでもあたろうかな…2015/11/04

しろくま

21
このシリーズ、楽しくいいです(^o^)今回はデューラー、カラヴァッジョ、ゴヤ、ルドン、ルソーなど、個性的な画家たちが登場。とくに、デューラーとカラヴァゥジョは印象に残りました。デューラーは絵がうますぎ!そして容姿端麗!カラヴァゥジョは、性格!?がスゴすぎ!それなのに、性格とは全く違った絵が描けてしまうところがまたすごいなぁと。ゴヤやルソーに関する記述も楽しく読めました。このシリーズ、いいな。2019/09/01

凪織

20
一目見れば忘れられない不思議な絵を描いた画家の人生や作品について紹介した本。あれだけ奇抜な作品を描いたのだから、さぞかし奇人変人さんばかりだろうと思いきや、意外とそうでもない。確かに少々(?)変わっている画家もいたが、周りには誰かしら協力的な人物だったり、よいパートナーがいる。著者のコメントやイラストも愉快で面白い。昔ちらりと目にしたルドンの真黒な絵が衝撃的だったのだけれど、あんなに綺麗な色彩まで操っていたとは。掲載されている絵画が小さいのが残念だが、そこはすぐネットでも見ることが出来るので問題ないかな。2015/08/22

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