庭園美術館へようこそ―旧朝香宮邸をめぐる6つの物語

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  • サイズ B6判/ページ数 119p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309255576
  • NDC分類 706.9
  • Cコード C0070

出版社内容情報

2014年11月、リニューアル・オープンする東京都庭園美術館。リニューアル記念の美術館読本。旧朝香宮邸を巡る6つの物語。

【著者紹介】
小説家。1984年生まれ。「きことわ」で、第144回芥川龍之介賞を受賞。

内容説明

1933年。東京・白金に、ある家族のための洋館が誕生しました―朝香宮鳩彦王・允子夫妻がフランスから取り寄せたのは、アール・デコの粋。それから80年以上の時を超え、生まれ変わった庭園美術館は新しい物語を紡ぎます。作家、漫画家、音楽家の6名による、旧朝香宮邸をめぐるアンソロジー。

著者等紹介

朝吹真理子[アサブキマリコ]
1984年、東京都生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科国文学専攻前期博士課程修了。大学院在学中、文芸誌『新潮』編集長に勧められて小説を書き始める。2009年、処女作の「流跡」を『新潮』に発表し、小説家デビュー。同作で10年、第20回Bunkamuraドゥマゴ文学賞を史上最年少で受賞する。11年、3作目となる「きことわ」で第144回芥川賞を受賞

福田里香[フクダリカ]
お菓子研究家。福岡県出身。武蔵野美術大学卒

小林エリカ[コバヤシエリカ]
1978年東京生まれ。作家・マンガ家。2014年「マダム・キュリーと朝食を」(集英社)で第27回三島由紀夫賞候補、第151回芥川龍之介賞候補。クリエイティブ・ガールズ・ユニット“kvina”としても活動

ほしよりこ[ホシヨリコ]
1974年生まれ。関西在住。漫画家

mamoru[MAMORU]
1977年大阪生まれ。ハーグ在住。「聴くこと」から知りうる世界をテーマに「THE WAY I HEAR」と題し、様々なロケーションで過去‐現在‐未来/架空の「音風景」を実際のリスニングや、インタビュー、資料リサーチによってテキストに書き起こし、レクチャーパフォーマンス、テキストスコア、展示などの形で発表

阿部海太郎[アベウミタロウ]
1978年生まれ。東京藝術大学と同大学院、パリ第八大学第三課程にて音楽学を専攻し、その頃から実験映画や舞台に作曲で参加。近年は、舞台、映画、ドラマなどの音楽制作のほか、アーティストやアートディレクターなど他ジャンルのクリエイターの作品制作に音楽で携わることも多数。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

30
庭園美術館にまた行きたくなる、そんな素敵な一冊でした。2019/01/07

みーなんきー

13
私は、この美術館が好きで、よく1人でぶらぶらする。静かで、部屋のどこの部分を切り取っても、よくデザインされていて本当に良い気分になれます。ベルサイユのような絢爛豪華ではなくて、シックな様子。しかも、外観はそれ以上に普通で、当時贅沢を許されなかった庶民にも配慮したのではないかな、と思う。当時の内親王達の息づかいが聞こえそうな展示も多数あり。2015/02/07

和草(にこぐさ)

6
いつか行こうと思っている庭園美術館の短編集。なんとなく裏側や旧朝香宮邸を知ることができたので、楽しみにして行ってみようと思います。2015/05/03

秋津

5
リニューアルしたことを知りませんでした。2016/05/17

入道雲

3
先日、白金台の庭園美術館に行ってきた。改装後で四半世紀ぶりくらいの2度目。改めてアールデコの美しさに見惚れた。この本は、庭園美術館の歴史など幾つかのエピソードを収録していて、行く前、行った後に読むと、より楽しめる。2017/12/26

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