出版社内容情報
「印象派の大きな流れ」を解説しながら、モネ・ルノワール・セザンヌなど画家の人生や代表作を漫画を交えてわかりやすく紹介。
【著者紹介】
神奈川県生まれ。女子美術大学絵画科洋画卒業。広告制作会社でグラフィックデザイナーとして働く。イタリア留学し、08年アカデミア・ディ・フィレンツェを卒業。著書『イラストで読むルネサンスの巨匠たち』など。
内容説明
モネ、マネ、ルノワール、セザンヌ、シスレー、ピサロ、モリゾ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラ…芸術家たちの生き生きとしたエピソードと作品が満載。“印象派がわかる”待望の一冊。
目次
第1章 印象派とは(「印象派」とは?;印象派の画家たちが行った具体的な改革;印象派の人々の歩み1~5;印象派から二十世紀美術へ)
第2章 印象派の人々(マネ;モネ;ルノワール;シスレー;ピサロ;モリゾ;ドガ;ゴッホ;ゴーギャン;セザンヌ;スーラ)
著者等紹介
杉全美帆子[スギマタミホコ]
神奈川県生まれ。女子美術大学絵画科洋画卒業。広告制作会社、広告代理店でグラフィックデザイナーとして働く。2002年よりイタリアへ留学。2008年アカデミア・ディ・フィレンツェを卒業。2009年帰国(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
153
図書館本。印象派の画家達の人物相関図をみると、すごい人たちが同時代を生きていたんだなぁと改めて感動した。印象派誕生の瞬間と言われるモネとルノワールが描いた「ラ・グルヌイエール」。観てみてみたいなぁ。あなたは誰タイプ?私は「モネ」でした。イラストも親しみがあってとっても分かりやすい一冊です。2020/02/04
チョコ
74
印象派の画家たちの、相関図からすでに面白い。そうやって今の美術館にかけられている絵たはうまれたのねー!っと。人となりがわかると更に絵に対しても、もっとじっくりと観たくなる。美術館の帰りに買った本なのに、また観に行きたくなりました。サラーっと読むつもりがイラストも文も面白くて熟読してしまいます。2023/03/08
MINA
47
ルノワール展の予習3冊目。今までもずっと数年に一度絵画展行ったりして絵が好きなつもりでいたけれど、何も知らなかったんだなぁと愕然とさせられた。画家の背景等何も知らないでただ絵を見て良いと思うのも全然アリだとは思うけれど、やっぱり色々描かれた当時の背景や画家同士の交流とか知れば知る程面白い。絵をもっと好きになった気がする。イラストが可愛らしく、読みやすかった。性格診断ではセザンヌでした。若ハゲやん!(笑)まぁいじめのお礼にゾラが籠いっぱいに林檎を持ってきたという「セザンヌのりんご」のエピソードはほんわか。2016/06/30
keroppi
41
イラストを交えつつ印象派の画家たちを分かりやすく解説。画家たちの人間関係が分かって興味深い。この人間模様は、印象的だなぁ。2018/01/18
booklight
39
印象派、といっても人間(しかも画家)のやることだから色々あってややこしい。それをわかりやすく説明してくれる。作品だけでなく人となりも説明してくれるので、絵だけではない面白さがある。印象派のこれまでの絵画との違いを説明して、マネ、モネ、ルノアール、シスレー、ピサロ、モリゾ、ドガ、ゴッホ、ゴーギャン、セザンヌ、スーラの作品紹介と人物像や生い立ち、他のメンバーとの関係性などを紹介。イラスト漫画多し。歴史的立ち位置から絵を見るのも面白いし、人となりにも興味が湧いた。画家でもモネのようなタフな実務家もいたんだ。2022/08/20