あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない

個数:
電子版価格
¥2,090
  • 電書あり

あなたのセックスが楽しくないのは資本主義のせいかもしれない

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 04時37分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 272p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309254463
  • NDC分類 309.3
  • Cコード C0036

出版社内容情報

旧東側の女性は西側に比べセックスの満足度が高かった!? 新たな社会主義の模索で女性の、時代の閉塞感を打破するパワフルな一冊。

内容説明

資本主義しかない、この道しかないのだと政治家たちは繰り返す。しかし、それは嘘です―。時代の閉塞感を打破する、世界的に話題の1冊!

目次

序章 あなたが苦しいのは資本主義のせいかもしれない
第1章 女性は男性に似ていて、より安く使えるもの?―仕事について
第2章 出産する人はなぜ罰を受けるのか―子育てについて
第3章 パンツスーツでは解決しない―リーダーについて
第4章 ベッドの中の資本主義―セックスについて・その1
第5章 誰でも必要に応じて受けとれる社会―セックスについて・その2
第6章 バリケードから投票箱へ―社会参加について

著者等紹介

ゴドシー,クリステン・R.[ゴドシー,クリステンR.] [Ghodsee,Kristen R.]
ペンシルベニア大学教授(ロシア・東欧学)。カリフォルニア大学バークレー校でPhD取得。東ヨーロッパの社会主義崩壊と資本主義への移行が社会にもたらした影響を、普通の人びと(とりわけ女性)の暮らしに焦点を当てて研究してきた。数多くの論文を執筆するほか、ディセントやフォーリン・アフェアーズなどの政治雑誌、またニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの有名新聞に記事を寄稿。これまでに10冊の著書を刊行し、数々の賞を受賞。2012年には名高いグッゲンハイム・フェローを獲得した

高橋璃子[タカハシリコ]
翻訳家。京都大学卒業、ラインワール応用科学大学修士課程修了(MSc)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

103
規制のない資本主義は女性の立場を危うくする。若い世代が社会主義を支持する傾向が高いのは、行き過ぎた資本主義が一部の男性の巨万の富と女性の貧困に行き着くことを知ってしまったからであろう。著者は1989年ベルリンの壁崩壊後、旧社会主義国が解放され資本主義に移行した女性たちのフィールドワークから国家社会主義を研究する大学教授。資本主義は、実力主義と適者生存の理念に基づく競争モデルを用いて富を分配し、社会主義は平等主義の立場をとる。社会主義国は女性の労働参加を積極的に受け入れてきた。女性におすすめしたい本です。2022/10/15

katoyann

25
新自由主義的な資本主義経済の肥大化がジェンダーの不平等を拡大させるだけでなく、性的快楽の価値をも貶めていると批判したフェミニズムの研究エッセイ。いまアメリカではミレニアル世代を中心に社会主義ブームが席巻しており、先の大統領選のバーニー・サンダース旋風はその一例である。結局、資本主義経済下では性愛が商品のような交換価値を持ってしまうという意見であり、新たな社会主義を模索すればジェンダー平等も達成できるという。例えば、新自由主義は保育など福祉予算の大幅削減を狙うが、社会主義はその逆。ちょっと難解。2022/12/07

おでんのたまご

12
タイトルを見た瞬間、「やっぱりな」と思った。資本主義社会では女性は男性よりも賃金を得にくい→男女間の対等な関係を築きにくい→男性の快楽が中心のセックスをしてしまう、という構造になってしまう。女性も働きやすかった社会主義国では女にとっても気持ちいい対等なセックスが出来ていたと、データで示してくれた。「個人的なことは政治的なこと」という言葉を噛み締める。2022/09/19

ささやか@ケチャップマン

10
表紙とタイトルから抱く印象よりよっぽど真面目。資本主義によって女性の地位が低下していく欠陥を指摘しつつ、社会主義においてはそれが和らいでいた点を明らかにし、社会主義の効能を一部再評価する試み。興味深かった。これらの分野を専門的に研究する著者が一般向けに書いた本らしく、確かにもっと深堀りして書いてほしいなと思う部分もあったような印象も含めて、良著。2023/06/01

真琴

9
競争主義である資本主義社会では、女性は性を商品化しなければならないことがある。社会主義下では、女性が経済的に安定しているため男性に依存しなくてもよく、性の交換価値を失うため、男女が敬意を持って大事な人と分かち合える。なるほど・・・。考えたことのない視点から資本主義と社会主義について論じられているため、興味深く読むことができました。 ★★★☆☆2022/07/10

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19546054
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。