菌類が世界を救う―キノコ・カビ・酵母たちの驚異の能力

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菌類が世界を救う―キノコ・カビ・酵母たちの驚異の能力

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  • サイズ 46判/ページ数 372p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309254395
  • NDC分類 474.7
  • Cコード C0040

出版社内容情報

医薬品や新素材をつくる、有毒物質を分解する、地球の気候を変える……。私たちの常識を覆すキノコ・カビ・酵母たちの世界!

内容説明

建築やコンピュータをつくる、猛毒や放射線を食べる、地球全体の気候を変える、宇宙空間でも生き延びる…。「生命」の常識が覆される!

目次

序章 菌類であることはどんな心地なのか
第1章 魅惑
第2章 生きた迷路
第3章 見知らぬ者どうしの親密さ
第4章 菌糸体の心
第5章 根ができる前
第6章 ウッド・ワイド・ウェブ
第7章 ラディカル菌類学
第8章 菌類を理解する

著者等紹介

シェルドレイク,マーリン[シェルドレイク,マーリン] [Sheldrake,Merlin]
イギリスの生物学者。関心のある領域は植物学、微生物学、生態学、科学史・科学哲学など。スミソニアン熱帯研究所のリサーチフェローとして、パナマの熱帯雨林で地中の菌類ネットワークを研究したことで、ケンブリッジ大学の熱帯生態学の博士号を取得する。初の著書である『Entangled Life』は、2021年の王立協会科学図書賞や、米国『TIME』誌の2020年の必読書100選に選ばれるなど高い評価を得ており、20か国以上で刊行が決定した国際的ベストセラーとなっている

鍛原多惠子[カジハラタエコ]
翻訳家。米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(哲学・人類学専攻)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

81
生物学も菌類のことも全然知らないのに読んでみた。ましてや訳本なのに。しかし流して読んでみて気になったことは、人間は菌類やきのこ、カビ。酵母の恩恵を多く得ていることだ。運悪く毒きのこでしんでしまったひとはかれらの功績の比べれば微々たるもの現代のプラごみ問題も彼らの彼らの働きで解決できるかもしれない。ただ今話題の「紅麹菌」のように人間は何でもわかっているようで知っていることはほんの一部分だと思った。もう少しわかりやすい日本語の本を探している。2024/04/06

ばんだねいっぺい

34
トリュフ探索の描写にわくわくした。 菌根ネットワークで繋がれた忘れられたメガ科学の当事者である菌類たちが、今後、各方面で大活躍すると思うとなぜか嬉しい。2022/05/12

翠埜もぐら

24
菌類と言う物に対する認識が一変しました。いや、菌類だけでなく植物とか藻類とか、生き物どうしが菌類を通じてネットワークを構築し、物質や情報までも共有していくって。菌根菌とかギンリョウソウはおぼろげに知っていましたが、共生とか共存の意味も規模も桁外れに大きくて複雑で、この手の本を読むと「解かった」ではなく、「混乱する」になりますね。使いどころが違うかもしれないけれど「荒唐無稽」という表現を使いたくなってしまいます。でも研究者と一般人って見えている世界が違うのだろうなぁ。LSDの治験の話も面白かった。2023/05/27

Hiroo Shimoda

8
菌類ネットワークとwww.の類似性も面白いが、それ以上にキノコの幻覚作用が心や神を生んだのか?という考察が面白い。2022/08/23

めろ

4
菌類(というか生物学)に関しては全くの素人だったけど読みやすくて面白い!文体も情緒的で読み物としても完成度が高い。協調行動や学習能力、トリュフの芳香、ミツバチに対して有害なダニに対しての抗ウイルス性のある菌(の抽出物)など、多様な期待が菌類に対して成せるということがわかり、こういう研究楽しいだろうな〜やりてえ〜〜と思いました。酵素とか芳香に興味が出てきたので、少し有機化学にも手を出そうかなと思えてきました。絵もかわいいし、そや絵もキノコのインクで描かれてると思うと何だか愛おしい(笑)2022/07/07

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