海がやってくる―気候変動によってアメリカ沿岸部では何が起きているのか

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海がやってくる―気候変動によってアメリカ沿岸部では何が起きているのか

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  • サイズ 46判/ページ数 308p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309254258
  • NDC分類 519.3
  • Cコード C0040

出版社内容情報

メキシコ湾からニューヨークまで、海岸部に住む人々の危機的状況から気候変動の真実を描く。2019年ピュリッツァー賞最終候補。

内容説明

ニューヨークが、フロリダが、ルイジアナが沈没する!温暖化と海面上昇がもたらした崩壊の風景。常識を覆す「人新世」の恐るべき現実。ピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門最終候補(2018年)。全米アウトドア・ブック賞受賞(2018年)

目次

パスワード―ロードアイランド州、ジェイコブズ・ポイント
第1章 枯れ木(柿―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島;感謝について ローラ・シューワル―メイン州、スモールポイント;世界の終わりの沼―メイン州、フィップスバーグ;パルス―南フロリダ;報いについて ダン・キプニス―フロリダ州、マイアミビーチ)
第2章 リゾーム(嵐について ニコール・モンタルト―スタテンアイランド、オークウッドビーチ;占い棒―スタテンアイランド、オークウッドビーチ;弱さについて マリリン・ウィギンス―フロリダ州、ペンサコーラ;リスク―フロリダ州、ペンサコーラ;機会について クリス・ブルネット―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島;さよなら、湾に映る雲―ルイジアナ州、ジャン・チャールズ島)
第3章 海面上昇(点と点をつなぐ―オレゴン州、H・J・アンドリューズ実験林;回復について リチャード・サントス―カリフォルニア州、アルビソ;振り返る、そして前を向く―カリフォルニア州、サンフランシスコ湾)

著者等紹介

ラッシュ,エリザベス[ラッシュ,エリザベス] [Rush,Elizabeth]
ノンフィクション作家・写真家。リード大学で英文学士号、サザンニューハンプシャー大学で美術学修士号を取得。2021年現在、ブラウン大学英文学部客員講師。ニューヨーク・タイムズ、ハーパーズ、アルジャジーラなどに寄稿。『海がやってくる(原題:Rising)』はピューリッツァー賞一般ノンフィクション部門の最終候補作品となるほか、シカゴ・トリビューン、ガーディアン、パブリッシャーズ・ウィークリーなどで2018年の年間ベストに選出される

佐々木夏子[ササキナツコ]
翻訳業。立教大学大学院文学研究科博士前期課程修了。2007年よりフランス在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スイ

14
気候変動が特に沿岸部をどう変えているかを追ったノンフィクション。 理性も感情も揺さぶられる1冊だった。 平易でわかりやすい(時々訳が読みづらいところもあったけど)説明と、出会った人々との会話。 そこに、実際影響を受けている人たち自身のエッセイが挟まれる。 度重なる浸水や塩害で苦しい生活に追い込まれている沿岸部、埋立地に住む人々の多くが、アメリカ先住民や奴隷にされていた人々にルーツを持つ有色人種で、全ては歴史的に繋がっていることであって自己責任などではない。 弱い立場にある人間、更に弱い立場にある動植物を2023/01/09

qoop

9
北米沿岸部における気候変動の影響を追うルポ。最初に変化と向き合わざるを得ない住人・動植物・地形に焦点を当て、危機感を伝える。本書のなかで中心的なトピックの一つとして扱われている、海と陸を繋げる「塩沼」という地形には馴染みがなく戸惑うが、日本の場合ほぼ干拓済みだからか。とすれば対策も異なるだろう。環境対策の地域性を強く感じさせる。直接日本の現状と対照すべき部分は多いと言い難いが、本書の状況を一歩進めた/悪化させた状況を引き受けて読むべきかも知れない。2022/01/23

スプリント

9
フィールドワークとインタビューの記録。 もう少し学術的な説明も欲しかったです。2021/07/28

yooou

5
☆☆☆☆★ 昔「わんぱくフリッパー」で見たような湿地帯がアメリカには広大にあってそれが今や沈み始めているという事実。しかし文章はこじゃれてて小難しくてセンチメントすぎたかな。素直にファクトがならんだ本の方がみんなに伝わる気もしました2022/05/29

御庭番

3
起きないのではなく、いつ起こるか。 人間はまだ地球にたいして頑張れる、頑張る必要があるとずっと思ってるし、幼少期から環境問題は私にとって一番の関心事と言っても過言ではない。でも、こういう本を読み事実を知る度に人間は死ぬべきなのかも、滅ぶべきなのかもとも思ってしまう。 少なくとも人間以外の生き物に対する義務を果たしたい。人間がただ滅ぶのではなく、巻き添えを最小限にしたい、そう願う。 私がすむ町も埋め立て地。ディズニーパークも、銀座もいつか水没するということをほとんどの日本人は知らない。【図書館で借りました】2021/08/28

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