出版社内容情報
2万人以上のがん患者と関わり、生と死を見つめてきた日本屈指の腫瘍内科医が問いかける、人生最大の奈落から這い上がる術。
内容説明
死に直面した患者・家族は何を考え、どうしたか?人は誰でも、どんな状況でも安寧が得られる。医師になって50年、終末期のがん患者と向き合い、常に問い続けてきた人生最大の奈落から這い上がる術。
目次
第1章 治療法がない、それでも生きたい!(「あなたらしく生きる」とは、希望を持って生きること;「最期まで治療する」という自分らしい生き方の選択肢 ほか)
第2章 「命」は誰にも決められない(「無駄な延命治療はしたくない」と言い続け、10年間生きてきた…;娘にとって母の命は、母だけのものではない ほか)
第3章 人生の最期を考える(人生のお手本のように生きてきた人が安らかに死ぬとは限らない;終末期でも、病状によっては自宅に帰る希望がかなえられない ほか)
第4章 あなた一人だけの死ではない(がんが見つかり診療できなくなった医師を救った妻のひと言;意識のない夫に届いていた妻の歌う童謡 ほか)
第5章 死の恐怖を乗り越える術(「自分が人生に」何も期待できないなら、「人生が自分に」何を期待しているのかを問う;人生、何の意味もなかった?いや、コスモスが待っている ほか)
著者等紹介
佐々木常雄[ササキツネオ]
腫瘍内科医。東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法、腫瘍内科学。1945年、山形県天童市に生まれる。山形県立山形東高等学校、弘前大学医学部卒業。青森県立中央病院から国立がんセンター(当時)を経て、1975年より、東京都立駒込病院化学療法科(現・腫瘍内科)に勤務。2008年から2012年まで同院長。日本癌治療学会名誉会員、日本胃癌学会特別会員、癌と化学療法編集顧問、東京都がん対策推進協議会委員、日本対がん協会評議員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Go Extreme
Kao