出版社内容情報
あっさり あいたよ あかずのま/ねずみの ねがいは ねこのくび――リズムにうきうき、イラストにクスッ。189の言葉遊び絵本!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
旅するランナー
240
森絵都(文)荒井良二(絵)という大好きなお二人によるコラボということでハードル上げて手に取りましたけど、期待以上の面白さです。「あ」から「わ」までのひらがなで作られる言葉遊びに、荒井さんらしい下手かわいい絵が添えられ、相乗効果の可笑しさが生まれてます。しなやか、シュールな、しゅっぱんぶつ。こなれた、こねたが、こきみいい。わいわい、わらって、わすれます。2020/10/24
Ikutan
76
この本楽しい~!!「あ~ん」までリズムが心地よい189の言葉遊びが詰まった絵本。子ども向けかと思っていたらさにあらず。ユーモアたっぷり、風刺も効いていて、クスリと笑ったり、ニヤリとしたり。荒井良二さんの落書きの様な絵が、もう絶妙で、何度でも吹き出しちゃいました。コロナ疲れの心にホッと一息。おすすめ(#^.^#)2020/05/15
とよぽん
50
森 絵都、荒井良二、名久井直子、この3人の手による言葉遊び(児童書に分類配架されているが、結構ブラックな? 大人向けの内容)。四音・四音・五音、歯切れのよいリズムでノリノリに読める笑える。「あっさり あいたよ あかずのま」「そんたく そだてた そうかんず」「のうめん のけても のっぺらぼう」「もれなく もらえる ものもらい」ラストの「わ」が良い締めだった。予想もしなかった愉快な本、森さんも荒井さんも振れ幅が広いなぁ~。 2020/08/03
さおり
40
2001年出版の「あいうえおちゃん」を、大幅に加筆し改題した本。2020年出版。確かに、今っぽさがあります。「アレクサあつあげあじみして」とか。森絵都さんも荒井良二さんも、まじで才能の塊。楽しい。好きなのんをあげたら、きりがなくなる気配。2023/10/13
ミライ
39
作家の森絵都さんが文章、荒井良二さんがイラストを担当した絵本。あいうえお順に「あ~ん」までクスっと笑える189の言葉遊びを収録している。イラストが個性的で面白く収録数も多いので、誰でも一つはハマるものがあると思う。小中学生はこういう作品好きだろうなと思った。 2020/05/09