誤嚥性肺炎で困らない本―むせずに飲み込める!口・のど元気術

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  • サイズ B6判/ページ数 200p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784309253756
  • NDC分類 493.73
  • Cコード C0047

出版社内容情報

口腔機能・咽喉機能の大切さをやさしく解説しながら、摂食・嚥下能力の“元気度”を保つためのさまざまなハウツーを教えます!

内容説明

「誤嚥→肺炎」を嫌うのではなく口&のどの若々しさを保とう!!お口とのどのカンタン体操で誤嚥も窒息も防げる。摂食と嚥下の専門医が教える健康で長生きの重要ポイント。

目次

1 肺炎や窒息は避けたいですが…誰でも「食べる力」は衰えてくるものです
2 いますぐチェック!食べるとき・飲み込むときこんな「悩み」ありませんか?
3 今日からチャレンジ!カンタン「体操」でお口ものども元気いっぱい!
4 こんな構造になっている!食べる・飲む・息をする…大切な器官「口・のど」のひみつ
5 摂食って?嚥下って?肺炎のもとになる誤嚥はどのように起こるか
6 口から食べられる幸せを!姿勢・食べ物・食べ方のかしこい知恵と方法

著者等紹介

寺本浩平[テラモトコウヘイ]
1974年、東京都生まれ。日本大学歯学部卒業、歯学博士。専門は歯科補綴(義歯)学、高齢者歯科、摂食嚥下機能など。日本大学歯学部摂食機能療法学講座兼任講師、日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士。2012年、寺本内科・歯科クリニックを開業、訪問診療も実施。日本摂食嚥下リハビリテーション学会、老年歯科医学会所属

寺本民生[テラモトタミオ]
1947年、東京都生まれ。東京大学医学部卒業、医学博士。専門は内分泌、代謝、動脈硬化など。東大病院第一内科医局長、帝京大学医学部教授・学部長を経て、寺本内科・歯科クリニックを開業。日本内科学会理事長、日本動脈硬化学会理事長を歴任、厚生労働省薬事審議会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まこ

7
食事姿勢について、嚥下アセスメント、嚥下プロセスについて2023/01/24

Hiroshi

5
人間は複雑な言葉を喋るために発声器官を発達させた。声門の声帯の振動で声を作り、広い咽頭で反響した声は、喉の天上にあたる軟口蓋の働きで聞き取りやすい響きになる。この広い咽頭を得る為、食物の通り道と空気の通り道を一緒にした。空気は喉から気管・肺に入る。食べ物が喉から食道に入っていくのが正しい「嚥下」。食べ物が喉から気管・肺へといってしまうのが「誤嚥」。誤嚥したものを気道防御反射(むせ・咳)で戻せればよいが、上手くいかないと病原菌により「誤嚥性肺炎」となる。嚥下機能の劣りだす年を召した方にとって大変危険なのだ。2018/07/02

Humbaba

4
使わない器官はどんどん衰退してしまう。そのため、常に使い続けることが大切である。また、少し能力が衰えてしまったと感じたら、そのままにしないで機能を取り戻せるように体を調整する。そうしてあげれば体は自然と今の状態に適用しようとして、自分の力で飲み込むことができるようになる。2017/12/21

みみりん

0
仕事の無い日は誰とも話をしないこともあり、突然声を出そうとすると声が出ないことに驚いた。使わない物はどんどん退化していくのだ!まだ誤嚥性肺炎なんて先のことと思っていたけれど、50代も半ばを過ぎたら知っておいた方が良い内容。2017/12/21

huyukawa

0
この手の本が増えてきたように感じる。しかしながら、わかりやすく説明するには膨大な量があるのでどうしても漏れが出るし、誤解を招く恐れがある。また、対象読者を誰にするかも考えないと難しい。まだ困っていない人なのか、家族なのか介護者なのか。そういう見極めがされている一般の書籍はなかなかないように感じている。2017/11/09

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