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生命記憶を探る旅―三木成夫を読み解く

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309253503
  • NDC分類 491.1
  • Cコード C0040

出版社内容情報

近年注目著しい生命科学者・三木成夫の臨床的・免疫学的な可能性を、一番弟子の医師が明らかにし、難病治療の可能性を探る。

西原 克成[ニシハラ カツナリ]
1940年生まれ。東大医学部講師を経て、西原研究所所長。実験進化学、臨床系統発生学の成果を元に、自己免疫疾患などの免疫病のメカニズムを解明。日本免疫病治療研究会会長。

内容説明

がん、糖尿病、アトピー、脳梗塞、精神疾患、「難病」は、人類滅亡への「退行進化」のあらわれ。ゲーテ、クラーゲス、ヘッケル、三木成夫によって切り拓かれ、現代医学が葬り去った「真の医学」の正統「重力進化学」が、あなたの健康をも取り戻す!

目次

序章 「胎児の世界」が指し示す生命の歴史
第1章 三木成夫だけが見抜いていた科学的な真実
第2章 ダーウィニズムからの脱却
第3章 三木成夫の生命の形態学を検証する
第4章 わが「重力進化学」は三木学説の発展形
第5章 「生命記憶」を探る巡礼の旅は終わらず
終章 人類が滅亡への渦から逃れるために

著者等紹介

西原克成[ニシハラカツナリ]
日本免疫病治療研究会会長、「顔と口腔の医学」西原研究所所長。東京医科歯科大学を卒業後、東京大学大学院博士課程修了。東大医学部口腔外科教室講師を経て、現職。生命進化の法則を実験によって検証すると同時に、その成果を臨床に応用し、原因不明で根治が難しいとされる「免疫病」の治療に大きな効果をあげている。人工骨髄の開発でも世界的に有名で、第32回日本人工臓器学会オリジナル賞第1位受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さき@merry

20
進化に重力が与えた影響や、細胞内感染の話など、今までの常識を覆すような話で興味深かった。ただ、筆者の自分(と、その師)自慢が盛り込まれ過ぎていてうんざりした。この世界では権威ある方なんだろうが、無駄な文は内容が理解し難くなるだけだと思った。2016/09/30

はるわか

14
ゲーテによる動物の原形とその変容を含む「形態学」の創始。ラマルク、動物進化の「用不用の法則」。ヘッケル「生命発生原則:個体発生は系統発生を繰り返す」(受精卵が成体になる過程と、生物の種が進化の過程で経た形態変化は並列関係にある)。ルーの「生命発生機構学:生命の う発生と進化には重力が本質的な役割を演じている」。三木成夫「生命発生原則」の検証、脊椎動物の個体発生学と系統発生学の統合。5億年の進化をなぞって生まれる胎児。2019/04/29

ひろゆき

3
胎児が母体の中で生命の進化を辿ることに興味があり、一般の初学者のために書かれた入門書として手にしたのだが、わかりやすい本ではなかった。専門的すぎるというよりも、文章そのものに欠陥があるのではと言いたくなる点がいくつか。これは編集上の問題かも。そしてやたら出てくる著者の自己アピールが、読み進めていく上で、大丈夫この人と、逆にかなり不安となる。重ね重ねの失礼すみません。もちろん陸上に上がったサメの肺呼吸への進化など感動ものの数々。もちろんほとんどが私に未知のものなので、勉強になりました。2016/09/23

Ikeda Kazumasa

2
三木成夫に心酔する人が書いた本。ちょっと他の立場の人を貶す表現が多すぎてクドイ。生命の進化についての説明は興味深い。2022/04/28

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