世の中ががらりと変わって見える物理の本

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  • サイズ B6判/ページ数 125p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309253350
  • NDC分類 420
  • Cコード C0042

出版社内容情報

だれもが驚く、すごい物理学! まったく縁がない人も、本書なら素晴らしい体験ができる。イタリアで30万部、世界20か国で翻訳!

【著者紹介】
1956年、イタリア生まれ。ボローニャ、ローマ、イェール、ピッツバーグなど各大学を経て現在はエクス=マルセイユ大学で教える。専門はループ量子重力理論。2014年の著作でメルク賞、ガリレオ文学賞受賞。

内容説明

世界一わかりやすい!だれもが驚くすごい物理学!世界的な物理学者による、美しい7つの講義。「相対性理論」「量子力学」「宇宙」「素粒子」「量子重力理論」「確率と熱力学」

目次

第1回講義 世界でいちばん美しい理論
第2回講義 量子という信じられない世界
第3回講義 塗りかえられる宇宙の構造
第4回講義 不安定で落ち着きがない粒子
第5回講義 粒でできている宇宙
第6回講義 時間の流れを生む熱
最終講義 自由と好奇心をもつ人間

著者等紹介

ロヴェッリ,カルロ[ロヴェッリ,カルロ] [Rovelli,Carlo]
1956年、イタリアのヴェローナ生まれ。ボローニャ大学で物理学を専攻、パドヴァ大学の大学院に進む。その後、ローマ大学や米国のイェール大学、イタリアのトレント大学などを経て、米国のピッツバーグ大学で教鞭をとる。現在は、フランスのエクス=マルセイユ大学の理論物理学研究室で、量子重力理論の研究チームを率いている。専門は、“ループ量子重力理論”。理論物理学の最先端を行くと同時に、科学史や哲学にも詳しく、複雑な理論をわかりやすく解説するセンスには定評がある

竹内薫[タケウチカオル]
東京生まれ。東京大学理学部物理学科、マギル大学大学院博士課程修了(Ph.D.)。長年、サイエンス作家として科学の面白さを伝え続ける

関口英子[セキグチエイコ]
埼玉県生まれ。大阪外国語大学イタリア語学科卒業。翻訳家。児童書やノンフィクション、映画字幕までイタリア語の翻訳を幅広く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たち

34
物理学を全く知らない人には難しく、多少知っている人には物足りない内容でした。ですが『世界は物体からできているというよりも、関係性からできていると思われます。』という記述に妙に納得しました。2019/03/24

かいゆう

28
光とは?空間とは?時間とは?熱とは?など物理の知識があまりない人向け。難しい言葉や方程式が出てくるわけでもないのに、なんだか哲学的でややこしい。太陽の重力と自転によって、地球は太陽の周りを回っているのだと思っていたけど違う⁉︎“ゆがんでいる空間をひたすらまっすぐ進んでいるのです。たとえるならばろうとの内側を、ぐるぐるまわっているビー玉のようなもの”ってビックリ‼︎ブラックホールはずっと理解できなかったのだけれどこれは分かりやすかった。ブラックホールの熱は、急激に落ち込んでいく時の摩擦熱って事はないのかな?2016/01/27

あっきー

22
✴3 時間は存在しないの著者が経済紙の日曜版掲載の7回分を本にした、イタリアでベストセラーになっただけあり分かりやすかった、相対性理論の最初はこの1冊から始めればよかった2020/04/25

わたなべよしお

20
 確かに、こんな授業をしてもらえば僕も中高校生の時に物理が嫌いにならなかったかも。新聞の日曜版の連載なので、むしろエッセイに近い軽い読み物になっている。ちゃんと読みたいなら、同じ著者の「すごい物理学講義」の方がいい。これだってじつに分かりやすいですよ。2020/08/19

Kent Kaseda

15
同著者の「すごい物理学講義」を要約し、一般向けに簡単にしている。イタリア本国ではベストセラーらしい。が、オリジナルの重厚さ、深遠さがだいぶ薄まっているので、個人的にはイマイチかと。元祖の「すごい物理学講義」も別にそれほど難しくないので、読める人はそっちを読むことを強く推奨したい。2018/02/18

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