青い生きもの図鑑

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  • サイズ A5判/ページ数 79p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309253275
  • NDC分類 480
  • Cコード C0045

出版社内容情報

青い足で踊るアオアシカツオドリ、興奮により青く変色するヒョウモンダコ、ホウセキゾウムシ、コルリ……美しさに息をのむ40種!!

【著者紹介】
1947年生。上野動物園前園長。明治大学農学部卒。井の頭自然文化園の飼育係長、多摩動物公園、上野動物園の飼育課長を経て上野動物園にて園長を務める。著書に『日本の野鳥』『物語 上野動物園の歴史』他多数。

内容説明

青い足で踊るアオアシカツオドリ、興奮で青く変色するヒョウモンダコ、ホウセキゾウムシ、コルリ…生物の種を超えて選りすぐりの「青」を鮮やかな生態写真と解説で紹介!

目次

変化する青(ハジロオーストラリアムシクイ―オーストラリアの青い妖精;レインボーアガマ―日光浴でカラフルに変身 ほか)
作戦的な青(オオウロコフウチョウ―残像効果で青が際立つ;アオアシカツオドリ―愛のダンスをおどる青いあし ほか)
きらめく青(インドブッポウソウ―ターコイズブルーの曲芸師;オウギバト―冠を戴くエレガントなハト ほか)
毒のある青(コバルトヤドクガエル―青に含む美と毒と;アオマダラウミヘビ―サメも嫌う色と模様 ほか)
影響しあう青(コルリ―そっくりの青い卵;オオシャコガイ―藻類がつくる青 ほか)

著者等紹介

小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年東京都生まれ。上野動物園元園長。明治大学農学部卒業後、多摩動物公園の飼育係になる。上野動物園、井の頭自然文化園の飼育係長、多摩動物公園、上野動物園の飼育課長を経て、2004年から2011年まで上野動物園にて園長を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

76
青い色の生きもの40種が紹介されている。生きもの全体では青い色を持つものはそれほど多くないという。昆虫、鳥、両生類、爬虫類に魚、植物何故青い色を持つのかは諸説あるもののはっきりはわからないという。人間含めて生物のことでわかっていることは全体のごく一部だと思う。進化という言葉だけで片付けられないことはまだまだたくさん。改めて自然の不思議さを知った。2016/07/14

パフちゃん@かのん変更

68
青い生き物ばかり集めた写真集。美しい青色が目に染みる。2015/10/24

すい

48
美しいもの半分、毒々しいもの半分。でも、見る価値は有りだと思います。2017/02/13

Gummo

44
青い生きものは珍しく、神秘的あるいは高貴なイメージがあるが、青いことによって美しさが際立つものもあれば(表紙のオウギバトなど)、気持ち悪さが際立つものもある(シーボルトミミズとか)。昔縁日で売ってたカラーひよこを思い起こさせる「ハジロオーストラリアムシクイ」、繁殖期だけ青くなるというのが面白い。ウイルスに感染して青くなった「オカダンゴムシ」。翼を広げた「インドブッポウソウ」の美しさ。自然は驚きに満ちている。★★★★☆2016/08/07

むぎじる

40
空と海の色でもある青色は、吸い込まれるような神秘的な印象がある。昨今青いバラが品種改良で作られたが、やはり自然界の青にはかなわない気がする。お気に入りは、繁殖期のオスのみ鮮やかな青い体毛になる妖精のように愛らしい鳥「ハジロオーストラリアムシクイ」。繁殖期のオスは日光を浴びた時のみ体が青いグラデーションを帯びる、爬虫類の「レインボーアガマ」。自分の巣の材料に青い色を選ぶ「アオアズマヤドリ」。毛むくじゃらでも色が青いとなぜか涼やかに見える(笑)「コバルトブルータランチュラ」。 2016/04/10

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