出版社内容情報
木星の大気中の水の由来、暗黒エネルギーの存在確率、惑星の誕生現場など、最新の天文学の新発見を豊富な図版とともに解き明かす。
【著者紹介】
愛媛県出身。お茶の水女子大学理学部卒、98年から2013年まで国立天文台ハワイ観測所専門研究職員として勤務、帰国後は国立天文台天文情報センター専門研究職員として「国立天文台ミュージアム構想(仮称)」を推進。
目次
第1章 決定!大宇宙のナンバーワン―新発見のいちばん(いちばん重い星・明るい星;いちばん大きな星 ほか)
第2章 身近な天体たちの真実―太陽系の新発見(太陽系の惑星を初めて定義;太陽黒点は上層から成長する ほか)
第3章 恒星世界の謎に迫る―天の川銀河内の新発見(最古の白色矮星は120~130億歳;人形星雲は擬似超新星爆発のなごり ほか)
第4章 地球外生命の探求―系外惑星と地球外生命の新発見(彗星の水は地球と異なる起源;火星隕石に生命活動の痕跡? ほか)
第5章 宇宙の始源と未来―銀河の世界と宇宙論の新発見(年老いた星ばかりの矮小銀河;銀河衝突が頻繁に発生している宇宙 ほか)
著者等紹介
臼田‐佐藤功美子[ウスダサトウクミコ]
1970年、愛媛県松山市生まれ。お茶の水女子大学理学部化学科卒、東京大学大学院理学系研究科天文学専攻、博士(理学)。学部時代は星間分子の分光実験を行い、大学院時代は電波天文学を専攻して、天の川銀河円盤内の星間ガスの研究を行った。1998年から2013年までアメリカ・ハワイ在留。国立天文台ハワイ観測所勤務、ハワイ大学ヒロ校付属イミロア天文学センターボランティアなどを通じて、子供向け授業や一般向け講演を数多くこなし、地元に根ざした天文学教育・普及活動に力を注いだ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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眞墨
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