新しいワインの科学

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  • サイズ B6判/ページ数 414p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309253145
  • NDC分類 588.55
  • Cコード C0040

出版社内容情報

好評を博した『ワインの科学』に最新の情報をとテーマを盛り込んで全体を大幅に編集し直した「新版」。必須の最前線情報が満載!

【著者紹介】
翻訳家。東京都立大学人文学部英文学科卒業。訳書に『自分の体で実験したい』、『この6つのおかげでヒトは進化した』、『新しいワインの科学』、『「声」の秘密』、『「左利き」は天才?』など多数。

内容説明

おいしさは科学でわかる。栽培、醸造、味覚まで、初めてわかりやすく極めた世界的ベストセラー!初版本のご好評に応えて内容を刷新!伝統と最新技術、通説と事実のすべて―常識をくつがえす名著。

目次

第1部 ブドウ栽培の科学(ブドウとはどんな植物か;テロワールの正体に迫る;土とブドウ ほか)
第2部 ワイン醸造の科学(酸素管理とワインの品質;全房発酵とマセラシオン・カルボニック;風味を決めるオーク樽の秘密 ほか)
第3部 ワインと人体の科学(ワイン・テイスティングと感覚の個人差;脳が風味を感じる仕組み;唾液が鍵を握るワインの味 ほか)

著者等紹介

グッド,ジェイミー[グッド,ジェイミー] [Goode,Jamie]
イギリスのワインライター。植物生物学で博士号を取得後、15年にわたって科学書の編集に携わる。2000年にオンライン・ワインマガジンThe Wine Anorakを、また翌年には当時まだ数少ないワインブログを立ち上げ、科学書編集のかたわらワインライターとしても活躍。2008年には科学書編集の仕事を辞めて、フルタイムのワインライターとなる。2005年に初めての著書Wine Science(『ワインの科学』河出書房新社)を発表し、優れた飲食関係の出版物に贈られる2006年度Glenfiddich Drink Book of the Year Awardを受賞

梶山あゆみ[カジヤマアユミ]
東京都立大学人文学部英文学科卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あか

2
職業としてワインに携わる人間であれば、おそらく必携の書だと思う。前作に加筆修正を加えたということで、重複部分が多いことは覚悟したが、予想以上に書き直されており再読しても発見の嵐だった。とかく言葉だけの科学を振りかざす胡散臭い人たちの多いこの業界の中で、この著者は素直に信頼していい。ビオディナミの理論の怪しさは十分に承知しつつ、それでも生み出されるワインの味わいが美味しいのだから科学的な根拠があるのだろうという態度は、ワイン自体と科学的理論の両方に軸足を置く著者の立場を明確に示していると思う。2017/04/16

メガネねこ

2
★★★★★この本はとても良い。ワインの味の分析を還元的に包括的にレポートしている。2015/04/15

ゆういち

1
ワインについて科学的に分析したことをまとめた本。ぶどうの栽培や醸造について詳しく説明されているが、かなり専門性が高い内容になっている。ワインに関するちょっとした雑学を期待している人には向かないと思われる。2019/04/20

u32

1
科学的アプローチで解決することもあるし、もっと感覚的なものでもあるし。でも科学的な事で理解がさらに深まります。ワインの仕事をしたいなら読むべき本。2015/08/25

Naofumi Nishizawa

1
いろいろ、目から鱗の情報満載。一番は必ずしもスクリューキャップが良いわけではないらしいということ。コルクにも大きな問題が有るようですが、コルクを通しての空気との僅かな接触が熟成には必要らしい。2015/02/27

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