出版社内容情報
認知症の種類の正しい理解、それに応じた付き合い方によって、本人も家族も、負担を軽減できる。そのコツを簡明に。
【著者紹介】
一橋大学社会学部、横浜市立大学医学部卒。横市大附属病院神経内科教授。専門は認知症研究。横浜市医師会常任理事。著書に『認知症 これだけ知れば怖くない』など。
内容説明
心配するよりよく知れば、認知症は怖くありません。基礎知識で認知症の「治る」「治らない」がわかる。見方を変えれば、認知症の十年先は明るい!いますぐ始める!認知症予防。
目次
第1章 誤解を解く!認知症は「怖くない」
第2章 これだけ知れば安心!認知症の基礎知識
第3章 まずチェック!「治る認知症」の診断
第4章 一番多い認知症、アルツハイマー病
第5章 その他の認知症―レビー小体型認知症と血管性認知症、前頭側頭葉変性症
第6章 認知症の身近な不安・心配ごとをすっきり解消!
第7章 無理をしない認知症との付き合い方
著者等紹介
鈴木ゆめ[スズキユメ]
1979年一橋大学社会学部卒。1986年横浜市立大学医学部卒、社会学士、医学博士。横浜市立大学附属病院で臨床研修後、神経内科助手、講師、助教授を経て附属病院神経内科教授。2001‐02年米国ベイラー医科大学神経内科客員講師。日本神経学会専門医、日本脳卒中学会専門医、日本認知症学会専門医。横浜市医師会常任理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mami
14
入門書としては最適かもしれない。でも私の求めているものとは違った。十把一絡げとはいかないだろう認知症患者への対応だが、もう少し具体例が詳細に書かれていたらと思う。昔の同じ話を怒らないで聞く方法の答えが「昔の風景を想像しながら家族一緒に聞く」だなんて介護当事者にしたら絶望的。2017/08/26
ヒラP@ehon.gohon
7
認知症ということものに不安感や拒否反応をもっていましたが、わかりやすく書かれていて、気が楽になりました。理解すること、ゆったりと構えることで共存できるのでしょうか。何より早めの理解が必要だと思います。2015/09/29
海戸 波斗
1
おすすめします。すごくわかりやすいです。 いろいろな病気との違いが判ったような気がする。一つの事象に対しての専門かのできることとか関心のあることとかが見えてきた。チームを組むのは相性のいい方々でお願いしたい。そして、いつも思うのだが、どなたとも一生ご縁のありませんように祈ってます。 2014/11/18
monge
0
基本的なことが書かれている。半分は認知症に間違われるほかの症状について。まわりの人の対応の仕方が大切。2014/12/08
楓音
0
女性神経内科教授の著書。初めて認知症系の本を読んでみました。 自分が認知症にならないようにっていうのと、 周りに高齢者が多いことから気になっていたので。ε-(´∀`; ) 知り合いの91歳のおばあちゃんは元気なのですが、 毎回同じ話をするんですよね。でも、それを無視したりないがしろにはしない方がいい。 できれば五感を刺激するようなアクティビティを一緒にやれたらいいんでしょうね。2018/06/01