マンブル、ぼくの肩が好きなフクロウ

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  • サイズ B6判/ページ数 267p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309253053
  • NDC分類 488.75
  • Cコード C0045

出版社内容情報

マンブルは「信頼」という最大の賛辞を与えてくれた!フクロウの生態や進化の過程なども解き明かし、人と動物の関わりを描く感動作。

【著者紹介】
1944年生まれ。イギリスの歴史家、作家、編集者。ウェリントン大学卒業。王立歴史協会会員。軍事史が専門で、軍事関係の編集・著作が数多くあり、軍事関係の出版社の社主も務める。

内容説明

マンブルは「信頼」という動物が与えうる最大の賛辞を与えてくれた!ロンドンに暮らす編集者とフクロウの、愉しくも刺激的な日々…。フクロウの生態や進化の過程、感覚器官なども解き明かしつつ、人と動物の関わりを描く感動作。

目次

第1章 フクロウと出会い、別れ、そして真のフクロウと出会う
第2章 フクロウたち―ちょっとした科学的講釈と民間伝承
第3章 七階の隠れ家
第4章 モリフクロウの私生活
第5章 誇り高きマンブル
第6章 取り扱いマニュアル
第7章 マンブルの一日
第8章 マンブルの一年
第9章 本物の樹木と放し飼いのネズミ
第10章 別れ

著者等紹介

ウィンドロウ,マーティン[ウィンドロウ,マーティン] [Windrow,Martin]
1944年生まれ。イギリスの歴史家、作家、編集者。ウェリントン大学卒業。王立歴史協会会員。軍事史が専門で、軍事関係の編集・著作が数多くあり、軍事関係の出版社の社主も務める

宇丹貴代実[ウタンキヨミ]
1963年生まれ。上智大学卒業。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

10
あまたある「ペットと過ごした愛の日記」ではない。愛ゆえに、モリフクロウの生態や記録に関する情報を収集し、読者と分かち合おうとした試みである。マンブルを擬人化せず、互いの関係性について控えめに言及するあたりが、逆に著者のフクロウ愛を物語っている。2017/09/28

たみき/FLUFFY

2
1970年代に1羽のモリフクロウと出会い、共に過ごした記録。フクロウについての生態なども詳しく、学術的な面も多く書かれている。著者とマンブルの関係がとても素晴らしく(感情的ではないから余計にそう感じる)、マンブルの行動記録で微笑ましいものを付箋で印付けていったら、付箋だらけになってしまった。このモリフクロウは間違いなく著者をつがいの相手と認識していたように思う。簡単に「愛」とか使いたくないけど、人間とフクロウという間を超えたものが読みとれる作品だった。フクロウ好きにはお勧めの本。2015/02/26

虹の蛇

2
筆者がふくろうを擬人化の視点をあまりまじえずに観察しているところがいいですね。ふくろうの一般的知識も身につきます。2015/05/01

Moeko Matsuda

2
衝撃的なまでの出会いから、予期せぬ突然の別れまで。モリフクロウの生態や身体の構造など、かなり詳しい情報を織り交ぜながら淡々と綴られる一人と一話の生活に、どれほどこの作者が深く彼のフクロウを愛していたのかが伝わってくる。動物と暮らすことは、喜びと哀しみが半分ずっこなのだと思うけれど、その半分の苦しみを背負ってでも手に入れたいと願わずにいられないほど、彼らと一緒に暮らすことで得られる幸福は大きいのかもしれない。 と。自分の傍らで丸くなる猫を見ながら考える。2014/12/31

うみひ

1
著者と暮らしているマンブルと、フクロウという生物の説明が交互にあり、勉強になった。フクロウはあくまで野生動物。彼らにとって飼われることは当然自然のなかでの生活とは違うけれど、人間が気を使うことで少しでも幸せに過ごせるようにすることが大切なようだ。フクロウが好きで色々な本を読んでいるが、読めば読むほど私には無理だと思わされてしまう。2015/03/02

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