内容説明
動物の幸せを考える８０の珍問、難問、奇問。犬、猫、ウサギ、カメ、ヒツジ…ゆりかごから墓場まで、動物病院に届いたみんなの悩みに、珍獣ドクターが痛快回答。
目次
第１章 入口編「病院に連れて行ったほうがいいですか？」
第２章 診療編「本当に大丈夫ですか？」
第３章 手術編「手術、しなきゃだめですか？」
第４章 予防編「病気はどこまで防げるの？」
第５章 飼育編「ペットは家族ですよね？」
第６章 命の終わり編「あとどれくらい生きられますか？」
第７章 病院選び編「“いい獣医さん”はどこにいる？」
著者等紹介
田向健一［タムカイケンイチ］
田園調布動物病院院長。１９７３年愛知県大府市生まれ。１９９８年麻布大学獣医学部卒業。東京、神奈川の動物病院勤務後、２００３年東京都大田区に田園調布動物病院を開業。診療対象は魚類、爬虫両生類から哺乳類全般。学生時代は、海外のジャングル探検を精力的に行い、現在は大学の研究室に籍を置き、動物の感染症の研究も行っている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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魚京童！
25
面倒で、お金がかかり、しかも、休みがなくて、いつか死ぬということを認識することです。2014/07/08
Humbaba
12
動物にとって大切なのは今この瞬間である．人間と動物は違うものであり，自分と同様に考えてくれると思っても実際にはそうでない可能性が高い．ペットとして愛情を持って接していると，そのあたりのことはつい抜け落ちてしまいがちである．ペットを愛することは良いが，一度冷静になって考えてみることも必要であろう．2013/04/16
クロ
6
珍獣ドクター田向先生が飼い主さんの質問に、Q&A形式で答えている。動物は人間と違って毎日毎日の「瞬間」しかありません。その積み重ねで生きています。ペットとの「今」の時間を大事にしてほしいという言葉が心に響いた。私もクロ（黒ネコ、オス、１０歳）との「今」を大事にして、私たち家族に幸せと喜びをもたらしてくれることに感謝しよう。いつか別れの時が来るって覚悟はしているけれど…。やっぱりまだまだ一緒にいたいから、これからはもう少し獣医さんを信頼してみようと思った。2018/07/03
神城冥†
6
飼い主さんの質問に答えていくQ＆Aスタイル。様々なケースに真摯にズバリと答えています。読んでいて嘘はつけない方なのだな…と思いました。世の中にはいくらでも嘘でも｢大丈夫｣と言う獣医師さんも中にはいると思うので、貴重ですよね。やはりペットを飼うには飼い主さんが責任をもって最後まで面倒を見るべきだと思います。それにはまずきちんと現実と向き合わなくては。2013/11/24
ねここ
5
飼い主の相談に、嘘もつきたくないし、誠心誠意答えたいと思っておられるのがよく分かる。色んな考えの飼い主の言い分を毎日聞いている先生には思う所も多いのだな。何事も決め付ける事は出来ないし、どんな可能性もある、ふむふむ。その繰り返しに、何度か寝落ちしてしまった。それは分かっていての疑問や質問を、聞いてはいけないの？聞きたいけどな。先生も傷つくのだろう、思ったより身勝手な飼い主が多いのかも。でも、そんな時は迷うこと無く先生の熱い思いを語って欲しい。そして飼い主も学べば良い。全ては大切なペットのためなんだから。2020/08/02
