星の王子さまの天文ノート

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309252759
  • NDC分類 440
  • Cコード C0044

内容説明

世界中で愛されるサン=テグジュペリの名著、『星の王子さま』を通して知る星々の世界。好きな星がきっと一つ見つかる、初心者の方のためのやさしい天文入門書。

目次

第1夜 月の不思議
第2夜 地球と近くの星、惑星
第3夜 流星、彗星、日食…特別な天文現象
第4夜 天体採集
第5夜 星座
最終夜 人と星の道のり

著者等紹介

縣秀彦[アガタヒデヒコ]
1961年、長野県生まれ。自然科学研究機構国立天文台准教授、天文情報センター普及室長。専門は天文教育(教育学博士)。東京学芸大学大学院教育学研究科理科教育専攻修士。東京大学附属中高教諭などを経て現職。総合研究大学院大学准教授を兼務する他、NHK高校講座講師、放送大学講師、科学の鉄人実行委員長なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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kinkin

82
空を見上げて星を見て胸キュンとなってもオヤジには似つかわしいくない。しかしこの本に出てくる惑星、星雲の写真や解説を読んでいるうちにこの狭い(宇宙的に)地球でゴタゴタしていることがなんだかバカバカしくなった。塵のような地球という惑星からはなんと騒々しい物音がするのだと宇宙人(いると思う)は言っているのではないか。天体観測の入り口としてこの本はとてもわかりやすい。読んでいるうちに大きな望遠鏡がほしくなった。また物欲が芽生えてきた。2017/07/19

榊原 香織

64
あまり星の王子様関係なかった気がする。今後の天文ビックイヴェント、2035年9月2日関東から北陸で皆既日食があるそうです。本州では148年ぶり。それまでに世界が平和に存続しますように(でもわざわざは観に行かないかも)2023/11/15

かめりあうさぎ

25
星の王子様のカバーに惹かれて購入しましたが、想像よりしっかりとした天文学の本でした。構成は、第一夜:月の不思議、第二夜:地球と近くの星、惑星、第三夜:流星、彗星、日食…特別な天文現象、第四夜:天体採集、第五夜:星座、最終夜:人と星の道のり。各章の扉絵などに星の王子さまの挿絵や文章が載っていて癒されますし、身近な月の話から始まり、太陽系、天文現象と少しずつ世界が拡がっていくのが楽しかったです。写真はすべてカラー。私の好きな写真家・KAGAYAさんも編集協力していて大満足の一冊でした。2021/03/01

Kikuyo

23
星の本はたいてい、南北の空だけ星図が載っているが、天頂と東西南北5方向の星図が載っているのがとても良い。「星の王子様」の挿し絵とからめた星空案内で、可愛らしくとても親しみやすい本になっている。12星座を紹介した水彩画、月面や太陽系の惑星や星雲・星団の写真も美しい。「ペイル・ブルー・ドット」(8つの惑星軌道の外側から地球を撮影した写真)は、どんなに美しい銀河の写真よりも感慨深いものがある。難しい宇宙の本に飽きたらこんな優しい感じの一冊も良い。2016/03/18

まゆら

22
星の王子さまの世界観をなぞりながら月や惑星、流星や星座などを項ごとに解りやすく説明されています。写真がとても美しいのでそれも素敵ですし、間に挟まれる研究者のコラムが良かったです。気が遠くなるほどの地道な研究によって新しい発見が日々されていると思うと大変だけどすごく夢とロマンのあるお仕事なんだなぁと。興味深くて面白いです。2015/08/04

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