とてつもない宇宙―宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?

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とてつもない宇宙―宇宙で最も大きい・熱い・重い天体とは何か?

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309252728
  • NDC分類 440
  • Cコード C0044

内容説明

とてつもない熱さ、とてつもない速さ、とてつもない電気…人間の想像力をはるかに超えた「天文学的」な記録の数々を紹介しながら、果てしない宇宙の彼方にある星の温度や重さ、大きさ、電気や磁気の強さをどうやって知るのかをわかりやすく解説。夜空を見る目が一変する、最高にエキサイティングなサイエンス書。

目次

第1章 極度の温度
第2章 極度の光
第3章 極度の時間
第4章 極度の大きさ
第5章 極度の速さ
第6章 極度の質量
第7章 極度の音
第8章 極度の電気・磁気
第9章 極度の重力
第10章 極度の密度

著者等紹介

ゲンスラー,ブライアン[ゲンスラー,ブライアン][Gaensler,Bryan]
受賞歴のある天文学者であり、情熱的なサイエンス・コミュニケーター。終末を迎えた星や星間磁場、天体爆発の研究で世界的に知られる。アメリカ航空宇宙局(NASA)の特別研究員や、ハーヴァード大学の教授を務めたのち、現在はシドニー大学のオーストラリア特別名誉研究員や全天宇宙物理学中核研究機関のディレクターを務める。2011年には40歳以下の物理学者による顕著な研究に贈られるオーストラリアのポージー・メダルを受賞した

松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

手押し戦車

10
星は惑星の核融合により放射されるエネルギーが外に放たれ光を発し輝き、核融合が限界まで来てヘリウムフラッシュが起き最終的に鉄の塊になりウランが作られ重力崩壊により爆発し元素が宇宙に放たれ降着円盤の雲の塊になりまた雲から新たな惑星が形成される。太陽の様に暑い星は元素が活発に動き地球に熱いエネルギーと光を浴びさせるが地球には熱圏がありそこではイオンと元素が離れる位熱を吸収し中間圏で冷やし成層圏でオゾンの力で紫外線を取り対流圏で雲や雨を作る。この一連の流れこそ神秘の重力と熱い天体との重要で宇宙有って地球あり。2014/09/12

p.ntsk

6
翻訳タイトルが絶妙。本書では温度・大きさ・質量など十種に及ぶスケールの極値を紹介。例えば大きさ。さそり座の赤色巨星アンタレスは太陽の直径800倍。オリオン座のベテルギウスは直径10億㌔をはるかに超え太陽の1000倍規模の大きさ。さらに上には上が。知られている中で最大の星はWOH G64と呼ばれる極超巨星。かじき座の方向16万光年のところにあり直径が20億㌔ほどで太陽の1500倍。太陽系の中心におけば、水星・金星・地球・火星を呑み込み木星軌道をはるかに超えてしまうほどだそうです。(続く)2013/01/10

ケニオミ

5
ジャンル別による宇宙一を決定する内容です。そのジャンルも意外と豊富で、温度、光、時間、大きさ、速さ、質量、音、電気・磁気、重力、密度の 10に分かれています。ただ単に一つのスペクトラムの両極端を扱っていることが興味深いですね。例えば、温度の一番高いものばかりでなく、温度の一番低いものなどです。読めば読むほど、宇宙でのスケールの壮大さが、あまりにも壮大すぎて実感できなくなり、自分の理解力のスケールの小ささを思い知らされました。はい、私は宇宙の中では存在していないと同様、芥子粒より小さい存在です。2013/01/17

emipuuuu

3
完全なるジャケ(表紙)買い。面白かった。温度、大きさ、質量、音等、、、いろんな尺度で最大(とモノによっては最小)の天体を紹介している。巻頭にあるカラー写真もキレイ。○億○千万兆トンなど、あまりのスケールの大きさに、イメージ掴みづらいところもあるけれど、それでも読んでてワクワクしてくる本。2012/11/29

勝浩1958

3
スケールが大きすぎて、イメージが掴めません。解ります?億兆倍や兆兆倍って。笑っちゃうしかないじゃないですか。でも、人間は科学の力でこの宇宙をここまで解明してきているのですよね。まるで、宇宙自身が意志を持っていて、どこまで解明できるかやってごらんなさいと、我々人類にはたらきかけているみたい。そして、宇宙の姿はまるで宝石のように美しく、それにも理屈抜きに惹きつけられますよね。もうすぐふたご座流星群の天体ショーが始まります。素敵なプレゼントをいつもありがとう。2012/12/12

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