内容説明
アルツハイマー、うつ、アレルギーなどの原因もサラダ油に含まれる「リノール酸」の過剰摂取にあった。長年、脳を研究してきた専門医が教える、摂ってはいけない油・摂るべき油。
目次
はじめに 現代病の多くはサラダ油が原因
第1章 サラダ油が脳を殺すメカニズム(神経細胞はゆっくり死んでいく;酸化ストレスが細胞を錆びさせる;大人になっても新しい神経細胞はできる;身体に欠かせない「他価不飽和脂肪酸」;サラダ油こそ脳の錆びの元凶;もの忘れと油の深い関係)
第2章 “記憶の管制塔”海馬の周りは危険がいっぱい(血管の老化は脳の錆びに直結する;記憶の重要なカギを握る「海馬」;こんな人は認知症になりやすい)
第3章 脳を生かすも殺すも食用油次第(食用油を替えて心の病を治す;脳を育て、守ってくれる「魚油」;脳にやさしい食用油はこれだ;抗酸化物質を味方にして酸化ストレスとの戦いに勝つ;魚由来の健康食品で脳を活性化させる;インドカレーでアルツハイマー病を予防する;質の高い油と抗酸化物質で脳を守る)
第4章 脳を守るために今すぐできること(不眠は生活パターンの改善で克服できる;アルツハイマー病への対処法;アルツハイマー病の早期治療のために超早期診断を;認知症は、ビタミン剤と趣味の組合せで予防する;脳トレにボケ防止効果はあるか?;一生の「こだわり」がボケを防ぐ;身体も脳も鍛えられる畑での野菜作り)
おわりに 子どもや孫たちの脳を守るために
著者等紹介
山嶋哲盛[ヤマシマテツモリ]
1950年、石川県金沢市生まれ。75年金沢大学医学部卒業、79年同大学大学院医学系研究科修了。脳科学専門医、医学博士。金沢大学医学部附属病院医局長を経て、金沢大学大学院医学系研究科・再生脳外科科長、神奈川歯科大学客員教授。「海馬と高次脳機能学会」会長、高峰クラブ会長。英文・和文論文を多数著し、「カルパイン‐カテプシン仮説」と「PUFA‐GPR40‐CREB‐BDNFカスケード」を提唱した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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