世界記録はどこまで伸びるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309252599
  • NDC分類 780.18
  • Cコード C0040

内容説明

人間がそれ以上速く走れない境界線が存在するのだろうか。その速度に人間はかぎりなく近づくが、決して超えることのできない極限点―「パーフェクション・ポイント」を特定できるだろうか。短距離走(100M)、長距離走(マラソン、マイル・レース)、水泳(50M自由形)、ゴルフ(ドライバーの飛距離)…驚きの数字の連続。

目次

はじめに―限界を探して
第1章 まだまだ未熟なスピード―人間はどこまで速く走れるのか
第2章 鉄のポンプ―純粋な筋力の限界
第3章 水泳―人間はどこまで速く泳げるのか
第4章 ドーピング―脱線
第5章 一攫千金のドライバーショット―ゴルフボールをどこまで飛ばせるか
第6章 ハングタイム(空中静止時間)―ダンクシュートはどこまで高く舞い飛ぶのか
第7章 呼吸のレッスン―どのくらい長く息を止めていられるのか
第8章 究極のスラッガー―最も遠くまで打球を飛ばす
第9章 マラソンとマイル・レース―伝説の長距離走の限界
エピローグ パーフェクション・ポイントは本当に到達できるのか

著者等紹介

ブレンカス,ジョン[ブレンカス,ジョン][Brenkus,John]
トップアスリートの研究に詳しく、アメリカのスポーツ専門TVチャンネルESPNの『スポーツ・サイエンス』(エミー賞も受賞した番組)の司会者・エグゼクティブプロデューサーとして知られている。もともとは映像技術の専門家で、ハリウッドの映像製作会社、BASEプロダクションズの共同設立者・共同CEOでもある。BASEはモーションキャプチャーなど最先端の技術を駆使し、映像関連で多数の受賞歴を誇る

矢羽野薫[ヤハノカオル]
千葉県生まれ。慶應義塾大学卒。会社勤務を経て、書籍・雑誌を中心に翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やす

3
人間の限界について科学的に考察していてとても面白い。 特に100mとマラソンについての考察が、はっきりとした数字が出ていたのでよかったかな。水泳とか野球とかは結論が少しぼんやりしていた気がする。 この前マラソンで2時間切りを目指した挑戦が行われていたが、勝ち負けだけでなく、記録を目指した挑戦をどんどん行ってほしい。2017/05/14

アーキー

1
★★★☆☆ 68       2023/07/17

hakonan

1
スポーツ観戦に興味はなかったが、タイトルが気になったので購入。ウサインボルトのすごさが少しわかったと思う。パーフェクションポイントの考察は人体の専門家からヒアリングした結果とか簡単な統計を用いて考察してある。読みやすい。若干スポーツ観戦に興味を持った。2014/09/27

ななみ

1
さまざまな科学的考察から、スポーツの世界記録がどこまで伸びるのかを「可能な限り低く」見積もった本。100m8秒とか、夢のような数字をだすのなら誰だってできるわけで、この数字をどこまで下げられるかという逆説的な楽しみ方が面白いです。もちろんこの数字が将来簡単に突破されることもあり得るわけですが、それはそれで予想のどこが間違っていたのかという新たな楽しみ方も提供してくれそう。2012/02/05

あつだい

0
人間の限界を読み解く本は面白い。8秒台で走る日が来るのだろうか。きっと生きているうちは見られないだろうな。ウサイン・ボルト以上の人間を見てみたい。2016/12/23

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