香りの愉しみ、匂いの秘密

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  • サイズ B6判/ページ数 252p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309252193
  • NDC分類 491.376
  • Cコード C0040

内容説明

いまだ全てが解明されていない「匂い」のメカニズム。嗅覚がほかの感覚と比べ軽視されるなか、この美しい謎に挑むひとりの天才がいた!最強の鼻を持ち香水にとりつかれた男が香水業界の裏話から嗅覚の神秘までを縦横無尽に語る。

目次

ノンブル・ノワール―私はいかにして香水にひきこまれたか
レシピ
香料の調合
香水がかかわらないこと―記憶とセックス
香水がかかわること―美と知性
香水博物館を訪問する
高貴なシダ
「ナチュラル」がつねにいいとはかぎらないのはなぜか
「ケミカル」がつねによくないとはかぎらないのはなぜか
ファインマンの答〔ほか〕

著者等紹介

トゥリン,ルカ[トゥリン,ルカ][Turin,Luca]
1953年生まれ。フランス、イタリア、イギリスで教育を受け育つ。ロンドン大学で生理学のPh.D.を取得したあと、フランスの国立研究所に勤務し、そこで香水と出会う。その後アメリカ国立衛生研究所、モスクワ大学などを経て、現在ロンドン大学に勤務。嗅覚の研究にのめりこみ、エコノミスト誌から「最強の“鼻”を持ち、香水にとりつかれた男」といわれている。この天才の半生を追ったノンフィクション『匂いの帝王』は、BBCで映像化もされ賞も受賞している

山下篤子[ヤマシタアツコ]
翻訳家。北海道大学歯学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

西夏

1
匂いの帝王、世界香水ガイドで有名なルカ・トゥリン著。香り、その仕組みを化学するという視点の本。著者が化学者ということにまず驚き、論文のごとく濃い内容にまた驚く。高校1年生で止まったままの生物では太刀打ちできない分子、原子、細胞の記述があり、もっと化学・生物勉強すればよかったと初めて感じました。2023/01/17

ふー

1
たとえ話や、何か発見したときのきらめきにあふれた一冊。化学式がわからない私でも楽しかったです。2011/11/14

やっこ

0
42016/06/24

キミドリ

0
 もともと「匂い」に関する話には興味があります。  「最強の鼻を持つ」と評された調香師兼化学者先生の半自伝です。 2011/12/31

Manang Marriage

0
★☆☆☆☆

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