内容説明
アガリクス茸、プロポリスはがんの進行を抑えるか？β‐カロテンはがんを予防することができるか？ビタミンＡ・Ｃ・Ｅ、大豆サプリメント、サメ軟骨…健康食品の科学的根拠を洗い出し、その有効性と安全性に迫る！生活習慣病を予防する食事と栄養についてのＷＨＯによる最新報告も公開。
目次
序章 がん患者は健康食品に何を求めるのか
第１章 「健康食品」とは何か
第２章 アガリクス茸、プロポリスの有効性と安全性を検討する
第３章 がんの代替療法と食事療法
第４章 がん予防とサプリメント
第５章 健康食品は「ナチュラル」で「安全」か？
第６章 氾濫する健康情報とどうつきあうか
最後に 「食事と生活習慣病」についてわかっていること―世界保健機関による報告書
著者等紹介
坪野吉孝［ツボノヨシタカ］
１９６２年東京都生まれ。１９９３年東北大学大学院修了（医学博士）。１９９４年国立がんセンター研究所研究員（臨床疫学研究部）。１９９８年ハーバード大学公衆衛生大学院客員研究員（栄養学部門）。２００２年東北大学大学院医学系研究科助教授（公衆衛生学）を経て、２００４年東北大学公共政策大学院教授。２００２年日本癌学会奨励賞、２００１年日本疫学会奨励賞受賞。専門は疫学、公衆衛生学、健康政策学。がん・栄養・環境リスクに関する最新の研究を紹介するウェブサイトを開設している（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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