「進行がん」を抑え込む活性化リンパ球療法―患者の免疫細胞を体外で増強する先進医療

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309251592
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

内容説明

がんの免疫療法の中で、「活性化自己リンパ球療法」は、科学的に厳密に組み立てられた現代医学の一つである。この治療法は、患者自身のTリンパ球(免疫細胞)を体外に取り出し、培養・活性化して1000倍(50億個)ほどに増殖。ふたたび体内にもどす先進医療である。進行がんに対しても、抗がん剤に劣らない有効性をもち、しかも、副作用がほとんどないこと、生活の質(QOL)を保てることを考えると、はるかに優れた治療法といえる。

目次

プロローグ 臨床の場で確認された「第四のがん治療」の効力
1 「進行がんでもあきらめない」…患者さんたちの手記
2 「がん」の正体を正しく理解する
3 「抗がん剤」でがんと闘うべきか否か
4 がん細胞を抑え込む「免疫」のしくみとパワー
5 「活性化自己リンパ球療法」はどう行なわれ、どう効くのか

著者等紹介

後藤重則[ゴトウシゲノリ]
1957年、新潟県生まれ。81年、新潟大学医学部卒業。県立がんセンター新潟病院などを経て、89年、新潟大学医学部助手、医学博士。91年、帝京大学生物工学研究センターおよび同医学部講師。99年、江川滉二博士と共に「瀬田クリニック」を開設、院長を務める
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