100問100答 医療のふしぎ

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309251479
  • NDC分類 490
  • Cコード C0047

内容説明

本書は、「医学概論」の立場から、「医療とは、病い・健康・死などをめぐる文化的社会的事象である」という視点を取り、それぞれの学問の方法に基づいて医療を考察した、「医療とは何か」の「試論集」でもある。

目次

病気であること、病気になること
病気が治るとき
クスリのききめ
近代医療ができるまで
近代医療の功罪
患者の立場と医療被害
癌をめぐる論争
終末期の医療
医療をとりまく制度
現代医療の課題
伝統医療の効用
もう一つの可能性
現代の医療と癒し

著者等紹介

佐藤純一[サトウジュンイチ]
専門は、医学概論、医学哲学、医療社会学。高知医科大学医学部所属。医療文化研究センター代表
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まちこ

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「医学に関する様々な疑問」への「回答集」であり、「医療とは何か」の「試論集」でもある本書は、「医療をめぐる社会科学・人文科学」に関する研究団体の有志、医学博士や社会学博士によって執筆されている。100答の中には医学概論では常識なのだろうが、ふつうの人は知らない事例がズラリ。あれもこれもぜんぶ面白過ぎて、図書館で借りた本だが自分で買い直してしまった。示唆に富む部分が多過ぎてぜんぶ抜き書きしたいところだけど、いちばん痛快だった箇所をひとつだけ。生活習慣病は病気か、という記事。生活習慣病は病気ではなく政治的言説2017/02/23

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