あぁ、ター君は生きていた―15年待ち続けた息子との“命の約束”

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  • サイズ B6判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309251370
  • NDC分類 916
  • Cコード C0047

内容説明

わずか5歳で脳死に陥った息子のために、親は何をしてやれるのか?!移植医療の一方の主人公でありながら、表舞台に出ることがなかったドナー家族の存在。愛するわが子を喪った親の思いを通して、脳死移植のあり方を考える感動の手記。

目次

プロローグ ター君が生きていた!
第1章 わが子の夭逝と新たな“命”の始まり―忠孝との“命の約束”
第2章 臓器提供から苦悩の日々へ―息子の“命”は何処へ…
第3章 忠孝の想い出と本当の幸せと―ター君がくれた宝物
第4章 「ドナー家族の会」設立へ―支え合う“家族”
第5章 共に生きるドナーとレシピエント―人と人をつなぐ“命”
エピローグ 忠孝はいつも一緒にいる!
手記 ター君を愛する人々から寄せられた想い

著者等紹介

吉川隆三[ヨシカワリュウゾウ]
1949年、愛知県瀬戸市生まれ。現在、タクシー運転手として、福祉タクシーに乗務。’84年、当時5歳だった長男の忠孝君が脳死状態に陥るという事態に直面し、忠孝君の腎臓提供を決意、ドナー家族となる。ドナー家族の心のケアとサポートを目的とする“ドナー家族の会”を設立、現在、同会代表。日本臓器移植ネットワークを通して、全国のドナー家族が交流する“ドナーファミリーの集い”の開催などにかかわりを持ち続けている。豊橋市在住
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