出版社内容情報
大丈夫、四苦八苦、自由、どっこいしょ…。暮らしに溶け込んだ意外な仏教語を解説。禅僧による豊かに生きる智慧も紹介。80語収録。
内容説明
私たちの暮らしに溶け込んだ、意外な仏教由来の言葉たち。生きる支えとなる禅僧の教えとともに、80語を解説。
目次
1 人との関係
2 感謝・愛
3 心
4 語呂
5 状況
6 仕事・学び
7 生きる
8 悟り
著者等紹介
枡野俊明[マスノシュンミョウ]
1953年神奈川県生まれ。曹洞宗徳雄山建功寺住職、庭園デザイナー、多摩美術大学環境デザイン学科教授。玉川大学農学部卒業後、大本山總持寺で修行。「禅の庭」の創作活動を行い、国内外から高い評価を得る。芸術選奨文部大臣新人賞を庭園デザイナーとして初受賞。ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2006年の『ニーズウィーク』日本版「世界が尊敬する日本人100人」に選出される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なななな
8
見開き単位で、読みやすいです。いろいろ勉強になる良い本だと思います。2020/09/13
ganesha
6
曹洞宗のお坊さんで庭園デザイナーの著者による、仏教由来の挨拶、面目、葛藤、がたぴしなどの言葉の解説。見開きで1項目ずつ短くまとめられている。機嫌はもともと僧侶に智慧のある言動をとるように説いた戒律だということ、仏の教えはどんな境遇の人にも差別なくもたらされるという一味の雨という語が印象的だった。2021/01/03
prefabjubilo
2
曹洞宗のお坊さんの本です。他生の縁、お陰様、老婆心、一大事、接待……。現代では本来の意味が変化してしまっているものが多いですが、身の回りにはたくさんの仏教の言葉があふれていることを再確認しました。2020/08/19
つぐみ
1
「諦め」 今まで使っていた言葉が、こうにも違うとは、と思わされる どの言葉も、おもしろくきれいな意味を持っていることを知ることができた2023/05/23
もか_れる
1
「がたぴし」「ごたごた」なんて語感だけの言葉じゃくて仏教からきてたのか。宗教って信じる神様だけが絶対とか、超人なパワーを得るための修行とか、そういう偏見があったので、お釈迦様の教えがこんな日常に寄り添うものだとは思わなかった。2022/03/03