20世紀ロシア文化全史―政治と芸術の十字路で

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  • サイズ A5判/ページ数 416p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784309248998
  • NDC分類 238.07
  • Cコード C0022

出版社内容情報

トルストイからソルジェニーツィンまで、あらゆるジャンルのスター芸術家の肖像を、時の権力者との関係をふまえて描いた初の通史。

内容説明

戦争、革命、テロル、雪解け、崩壊…政治と芸術の緊張関係を活写した波瀾万丈の真実の物語!!!トルストイからソルジェニーツィンまでオールスター登場の豪華絢爛な逸話の数々。

目次

第1部 嵐迫る(巨星墜つ;『春の祭典』の炸裂)
第2部 激動の時代(革命とロシア・アヴァンギャルド;詩人たちの悲劇;独裁者と作家;大テロル襲来)
第3部 スターリンとのランデブー(社会主義リアリズムの魔術;苦行者たち;鎮魂歌)
第4部 雪どけと再凍結(一九五六年の子供たち;ノーベル賞を辞退;『収容所群島』)
第5部 変化の時代(非ソビエトという選択;非公式芸術を救え!;再び岐路に立つ)

著者等紹介

ヴォルコフ,ソロモン[ヴォルコフ,ソロモン] [Volkov,Solomon]
1944年ラトビアから疎開中のソ連タジク共和国で生まれる。ロシア文化史、音楽研究者。レニングラード音楽院卒業、『ソビエト音楽』上級編集員としてショスタコーヴィチと親交を深める。76年の米国移民後に発表した作曲家の回想録『ショスタコーヴィチの証言』が厳しいソ連批判のため論争を呼び起こす。コロンビア大学で教鞭をとるかたわら、ソ連向けラジオ放送局に出演。98年ノーベル文学賞詩人へのインタビューをまとめた『ヨシフ・ブロツキーとの対話』が高い評価を得る。2011年プリセツカヤ・シチェドリン基金賞を受賞

今村朗[イマムラアキラ]
1960年生まれ。東京大学教養学部卒業後、外務省入省。コロンビア大学ハリマン・ソ連高等研究所、モスクワ大学留学。2008年、在ロシア日本大使館公使(広報・文化担当)。2015年、在ユジノサハリンスク総領事。2010年にロシア向けの日露文化交流誌を創刊し編集長に。ロシアの新聞・雑誌への寄稿、テレビ・ラジオへの出演多数。現在、在カナダ日本大使館公使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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えっ

1
知りたい事がとにかくたくさん書いてあった!ディアギレフ、マヤコフスキー、ブルガーコフ、ヴラジーミルソローキンが一連に出てくる事もそうだし、ロシアの敬愛する文化と現在進行形で恐ろしく、肯定出来ない政治の密接で複雑な関係についても。図書館で借りたけど買った。2022/05/07

べらし

0
アタシは確信した スターリンの専制さえなければ、ウエスト・サイド・ストーリーは1930年代の初めにロシア人によって作られていたことを2022/03/13

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