1989年12月29日、日経平均3万8915円―元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

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1989年12月29日、日経平均3万8915円―元野村投信のファンドマネージャーが明かすバブル崩壊の真実

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309248622
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0033

出版社内容情報

元野村投信のファンドマネージャーが金融市場の舞台裏を振り返りつつ、バブル崩壊の「本当の理由」と「真犯人」を初めて明らかにする

近藤 駿介[コンドウ シュンスケ]
著・文・その他

内容説明

ガリバー野村が“金利取引”に敗れた日。平成バブルの発生から崩壊まで、舞台裏ではいったい何が起きていたのか。なぜ“1990年1月”に突然、株価急落は始まったのか?“本当の理由”が今明らかになる。

目次

第1章 土木技術者からファンドマネージャーに
第2章 バブルに舞い上がっていた運用会社
第3章 黒船来襲―先物取引と裁定取引
第4章 バブル崩壊に揺れた運用会社
第5章 野村総合研究所投資調査部へ出向
第6章 1990年1月からバブルが崩壊した本当の理由
第7章 バブル崩壊で環境が一変した投資信託
最終章 仮想通貨バブルの真犯人

著者等紹介

近藤駿介[コンドウシュンスケ]
金融・経済・資産運用評論家。1957年東京生まれ。早稲田大学理工学部土木工学科卒業。大手総合建設会社勤務を経て、31歳で野村投信(現野村アセットマネジメント)に入社。ファンドマネージャーとして25年以上にわたり、株式、債券、デリバティブ、ベンチャー投資、不動産関連投資など、さまざまな運用を経験。90年代中頃には合計約8000億円の日本最大規模の資金を運用していた。現在は評論家、コンサルタントとして活動し、テレビ、インターネット、雑誌などにコメント提供や記事執筆をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はるわか

15
バブル形成期(1984〜89年)、大幅に売り越しだった外国人投資家。13兆円強の売り越し。買い越しだったのはわずか456億円の1988年のみ。バブルの生みの親「簿価分離」。バブルは「新技術」とともにやってくる。2018/06/06

さわでぃ

3
冬コミC97待機列で読了。著者のサラリーマン半生はさておくとして、日系運用現場・デリバティブデスクから眺めたバブル崩壊の様相ということで、親近感のある視点だった。崩壊の原因を単一要因に帰着させず、簿価分離、銀行による単位型投信への投資、裁定取引などが有機的に絡み合う中での事象と論じたのには納得感があった。2019/12/29

バーニング

2
個人的な回顧録かなと言う感じ。2018/10/13

ルミー

1
バブル崩壊は総量規制ではなく先物取引の裁定取引にあるという新しい意見。2021/12/01

Versero5

1
確かに自分語りが冗長であるが(サラリーマンの出世物語の自分語りほど読み手にとって退屈なものはない)、なぜバブルが崩壊したのかに関するこの人の仮説は面白い。2018/10/01

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