出版社内容情報
「姿勢と呼吸を調えれば心も調う」「自分の中に“狂い”をもて」…禅にはこの世を生きるための知恵が詰まっている。現代人必読の書!
千葉 公慈[チバ コウジ]
著・文・その他
内容説明
ブッダも若い頃に直面したように、ままならない現実とのギャップに苦しむのは人間なら当然のこと。うつになる人のほうが正常ともいえます。しかし、そんな中でも自分がコントロールできることに集中すれば、しだいに心は調っていきます。仏教、そして禅の教えはまさに、心を救う知恵と習慣の集大成なのです。
目次
1章 気づく―変えられるものと変えられないもの(今、うつになる人のほうが人間的ではないか;効率を求めた結果、孤立する現代人 ほか)
2章 真に受けない―仏、親、世間を疑おう(「○○しなければならない」は、本当?;常識を離れないと答えが出ない禅問答 ほか)
3章 読み替える―見えないものを見る方法(毒は薬、敵は味方、汚いはきれい;生活のすべては「修行」に読み替えられる ほか)
4章 坐り、調える―自分を捨てる極意とは(毎日坐ることで、何が変わるのか;朝の坐禅が生活に余裕を生みだす ほか)
5章 狂う―愚かに、一心に遊ぶ幸せへ(「当たり前のこと」に気づくのは難しい;正論にとらわれると「当たり前のこと」が見えない ほか)