出版社内容情報
日本経済をきちんと理解するために必要な、最低限押さえておきたい29のキーワードについて、最新情報をやさしくコンパクトに紹介!
内容説明
世にあふれる経済ニュースの核心を理解するために最低限知っておきたい知識をコンパクトに解説。複雑に絡み合っている経済の動きが私たちの暮らしにどのように関わっているか、1日1項目ずつ、1か月で手に取るようにわかる!
目次
第1章 戦後日本経済史(戦後日本経済史の概観;戦後の為替、株価、金利 ほか)
第2章 暮らしの中の経済(日本の人口構造;日本の家計消費 ほか)
第3章 企業・産業・金融の動き(日本の企業;日本的経営 ほか)
第4章 景気と物価、財政金融政策(日本の財政;財政赤字 ほか)
著者等紹介
塚崎公義[ツカサキキミヨシ]
東京都生まれ。1981年、東京大学法学部卒、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行。おもに経済調査関係の業務に従事し、2005年に退職。久留米大学商学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫砂茶壺
5
経済関連のニュースで説明がすっ飛ばされている基礎的な事項を丁寧に説明してくれている。各章の冒頭3行で結論を示し、本文で説明を補うのでとてもわかりやすい。現実の経済は変数が多数絡み合って因果関係がわかりにくいのだが、その中でも影響の大きなものに要点を絞って解説しているので、これまでよりもニュースが理解できそうな気がする。この本で一番いいと思ったのは、内閣府が毎月発表している月例経済報告の読み方を提示して、読者が自分で今後の景気を判断できるための方法をわざわざ提示してくれているところ。2019/05/05
plum
5
①戦後日本経済史,②暮らしの中の経済,③企業・産業・金融の動き,④景気と物価,財政金融政策 金融政策如何で個々銀行マンの取りうる行動が異なるというのが興味深かった。とりあえず,内閣府の「月例経済報告」を読んでみようと思った。ただ,文章(笑)。←これは特別必要ではないのではないかとも思った。2018/03/17
乱読家 護る会支持!
3
何というか、、、日経新聞を読むために、基本的な経済認識を持つための本でしょうか。 大概、「○○○○入門」というタイトルの本は、わかりにくく、読みづらいのですが、、、この本も、、、そうでした。。。 いわゆる、常識とされる当たり前の事しか書いてません。 経済学は人の営み。よって、常識や当たり前が本当の事とは限りません。 ってネットで2018/06/15
k1nishi
2
日本経済に関して、非常にわかりやすく書いてあるので、経済学の素人でも理解しやすい内容である。最近の実例も多く載っているので、今後の経済の動きを考える上でも役に立つと思われる。2018/01/27
ユウ
2
2017年時点の日本経済の状況を把握するのにオススメ。経済理論とかも難しいものは無く専門用語も少ないので読みやすいです。2018/01/24