ミーニング・センタード・サイコセラピー がん患者のための個人精神療法―人生の意味に焦点を当てた精神療法

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  • サイズ A5判/ページ数 172p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784309248080
  • NDC分類 494.5
  • Cコード C0047

出版社内容情報

重篤な病気になっても残りの人生を絶望せず生きられるよう支援する精神療法、ミーニング・センタード・サイコセラピーマニュアル。

内容説明

緩和ケア従事者必携!!がんと診断された患者さんが、残りの人生を最後の瞬間まで、人生の意味を失わないで生きられるように支援する、世界が注目する精神療法、待望の邦訳。

目次

セッション1 “人生の意味”の概念とその源
セッション2 がんと“人生の意味”
セッション3 人生の意味の源としての歴史
セッション4 人生の意味の源としての態度
セッション5 人生の意味の源としての創造
セッション6 人生の意味の源としての体験
セッション7 終結

著者等紹介

ブライトバート,ウィリアム・S.[ブライトバート,ウィリアムS.] [Breitbart,William S.]
精神科医。米国ニューヨークのメモリアル・スローン・ケタリング・がんセンター精神医学・行動科学部門部長、コーネル大学教授。国際サイコオンコロジー学会会長、アメリカ心身医学会会長などを歴任。Palliative and Supportive Care誌編集長。400以上の著書・論文があり、受賞歴多数

ポッピート,シャノン・R.[ポッピート,シャノンR.] [Poppito,Shannon R.]
臨床心理士、心理学博士。米国シティー・オブ・ホープ国立医療センター

大西秀樹[オオニシヒデキ]
埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科教授。横浜市立大学精神科講師、神奈川県立がんセンター精神科部長を経て現職。精神保健指定医。日本サイコオンコロジー学会理事、日本緩和医療学会評議員、日本臨床死生学会常任理事。2013年日本サイコオンコロジー学会学会賞受賞。専門は、サイコオンコロジー(精神腫瘍学)、リエゾン精神医学など。患者家族の心のケアを行う全国初の「遺族外来」を開設、反響を呼ぶ。がん患者とその家族を支える活動は社会に広く求められている

藤澤大介[フジサワダイスケ]
慶應義塾大学医学部精神・神経科/緩和ケアセンター専任講師。国立がん研究センター東病院精神腫瘍科医長、Massachusetts General Hospital精神腫瘍・行動科学部門研究員などを経て現職。国際サイコオンコロジー学会理事、日本サイコオンコロジー学会代議員、日本緩和医療学会代議員、日本認知療法学会理事・編集委員長。専門は、サイコオンコロジー、認知行動療法、老年精神医学など

石田真弓[イシダマユミ]
埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科講師、臨床心理士、博士(人間科学)。早稲田大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了後、現職。日本サイコオンコロジー学会代議員、日本心身医学会代議員、日本臨床死生学会評議員。2014年日本サイコオンコロジー学会奨励賞受賞。専門は、サイコオンコロジー、臨床心理学、臨床死生学など。がん患者を対象とした個人精神療法・集団精神療法のみならず、がん患者家族、がん患者遺族に対する精神療法にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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本書で紹介されている意味中心療法(MCP)は、現在ある実存的心理療法の中で、最もエビデンスの蓄積が優れているものである。まだあまり有名な心理療法とはいえないので、訳書があるのは意外だったし、有り難く拝読させてもらった。 MCPの治療プログラムを通読した感想としては、レングレのウィーン派実存分析やウォンのMCCTと比べて、フランクルの古典的ロゴセラピーをそのまま受け継いでいる印象を受けた。 MCPの最大の特徴は、ロゴセラピーの三つの価値カテゴリーに歴史性を加えたことと、その非常に緻密な構造化にあるといえる。2022/06/17

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