ASD(アスペルガー症候群)、ADHD、LD 女の子の発達障害―“思春期”の心と行動の変化に気づいてサポートする本

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  • サイズ B5判/ページ数 111p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784309247861
  • NDC分類 493.937
  • Cコード C0037

出版社内容情報

女の子が発達障害が少ないというのは誤りだ。女の子に多い、素直で大人しい「受動型」の生きがたさ、成長とともに抱える特有の心と体

宮尾 益知[ミヤオ マストモ]
東京生まれ。徳島大学医学部卒業、東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、2014年にどんぐり発達クリニックを開院。

内容説明

女の子の発達障害の特性は、男の子とはあらわれ方が違うことも多く、周囲に気づいてもらえない…体調や環境の変化にとまどい、大きなストレスを抱えている思春期前後。保護者や周囲の理解と適切なサポートが何よりも必要になります!思春期に目立ちはじめる女の子特有の発達障害の特性がよくわかる!子どもと一緒に親も育ちあう一冊です!

目次

第1章 これだけは知っておきたい基礎知識―発達障害とは?
第2章 発達障害には男女の違いがある!?
第3章 “おしゃべりが止まらない”のはADHDかも?―ADHDとの併存が多いLD
第4章 “素直過ぎる”のはアスペルガー症候群かも?
第5章 思春期に感じる人間関係の悩み
第6章 性の問題としっかり向き合う
第7章 実例 どんぐり発達クリニック「診察室」から

著者等紹介

宮尾益知[ミヤオマストモ]
東京生まれ。徳島大学医学部卒業、東京大学医学部小児科、自治医科大学小児科学教室、ハーバード大学神経科、国立成育医療研究センターこころの診療部発達心理科などを経て、2014年にどんぐり発達クリニックを開院。専門は発達行動小児科学、小児精神神経学、神経生理学。発達障害の臨床経験が豊富(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なるみ(旧Narumi)

22
仕事で必要なこともあって、読んでみました。思春期の難しさを恥ずかしながら初めて知ることができました。2019/04/06

カナ@バンバンビガロ

13
発達障害にも性差があるよな…と思い、この本を手に取る。ASD娘(小5)も思春期に差し掛かかる年頃。自分の特性とクラスのお友だちとの違いで困りごとは多い。いわゆるガールズトークは苦手だ。性についての説明も早めに取り組んでおきたい。発達障害を持つ女の子特有の困りごとに特化して書かれているためこの本はこれから先も役に立つと思う。何事も親や周囲の特性への理解はもちろん、理解してくれる友人の存在があるといいなと切に感じた。挿絵に登場する女の子が我が娘を見ているかのようで、時にほほえましかったり、切なくもあり。2018/05/19

べべっち

7
【図書館】2017/04/11

ybhkr

6
心当たりがありすぎて読むのがツライ…。そのころは、変わってる、とか、お父さんとの関係性ではないか、と言われていたが、絶対、発達障害あったよなあ。大人になってからもそのせいですごい大変だったし、もしわたしが小学生のころにこれくらいメジャーな疾患だとわかっていたら人生変わっていたかなあ…と思ったが、ifの話をしても仕方がないので、自分で自分を育てなおして、癒やして生きていくしかないね。今まで生きてこれたから、これからも生きていけるんじゃないかなあ。今はお一人様が生きやすい世界なのはありがたいな。2016/11/04

紅ちゃば

4
心当たりが結構ありました……もうすぐ高校生になるので気をつけなければいけないことがたくさん書いてありました。5~6章は、思春期を迎える女の子が特に読むべきだと思います。この本はどちらかと言うと親さん向けですが、小学校高学年くらいから子供も読んで理解できると思います。2017/04/01

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