老いていく親が重荷ですか。

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  • サイズ B6判/ページ数 181p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309247717
  • NDC分類 184
  • Cコード C0030

出版社内容情報

どうしたら心揺らがずに親を介護できるか?あらゆる生老病死の悩みを見据えたお釈迦さまの言葉に、介護する人もされる人も救われる。

アルボムッレ・スマナサーラ[スマナサーラ,アルボムッレ]
1945年スリランカ生まれ。スリランカ上座仏教長老。13歳で出家得度。1980年に国費留学生として来日。現在は(宗)日本テーラワーダ仏教協会で、初期仏教の伝道と瞑想指導に従事している。

内容説明

親を支えること、看ることが怖い…介護は、老いて弱った親と穏やかな関係をつくるチャンス―次々に現れる不安や恐れを乗り越える、ブッダの教え。

目次

1章 「介護はつらい」は勘違い(介護は、人間だけができる道徳行為;生きることと不安は切り離せない ほか)
2章 老いた親をめぐって家族が争うとき(親を憎むのは、子に問題の原因がある;「親の面倒を見たくない」人へ ほか)
3章 私たちは、どう老いていくべきか(心身のコンディションを保つ秘訣;老いという変化に逆らわない ほか)
4章 親が幸福な死を迎えるために子どもができること(どんな介護も「死」で終わる;肉体の面倒を見ること以上に大切なこととは ほか)

著者等紹介

スマナサーラ,アルボムッレ[スマナサーラ,アルボムッレ] [Sumanasara,Alubomulle]
1945年、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。国立ケラニヤ大学などで教鞭をとり、1980年に初来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、日本での仏教活動を始める。現在、日本テーラワーダ仏教協会の長老として、瞑想指導や講演、執筆などを通じ、ブッダの根本の教えを日本人に説き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

daidai

10
母がお世話になっている施設からの帰り、この本を手にとる。駅ホームにて愛猫が入院中の動物病院から電話。これ以上の治療は無理なので自宅で看取ることとなった。涙さえ出ない無感覚の中、この本を読む。今、できることを最大限にするしかない。2016/12/17

0422

5
いい。目新しいことはもちろんない。いままでの話しと同じ。仏教だから。2017/01/12

やまえつ

3
介護するときは、慈悲を持って介護する。介護されるときは、慈悲を持って介護されるということか。2017/03/10

イズアル

2
雨が降ったら傘をさす。介護が必要になったら介護する。に、ストンと落ちた感覚。ただ、自分が傘をさして雨の中を歩いているのに、傘をさして外出すべき他の人に、ぬくぬくと家の中にいられたら腹も立つ。そんな単純じゃないよね。でも、やるしかない時もあるし、好意と感謝の心でまわしていくしかない。2017/07/12

ポテト

1
自分を観る 何をされても怒らない 自戒していきたい。2020/08/16

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