出版社内容情報
自殺を防ぐには前段階のうつに適切に対処する必要があり、周囲の理解と協力なしには考えられない。多くの現場を見てきた著者の決定版
下園 壮太[シモゾノ ソウタ]
11959年鹿児島生。防衛大学卒業後、陸上自衛隊入隊、数多くのカウンセリングを経験、300件以上の自殺のケアにかかわる。15年8月に退官、講演や研究会を通して現場仕込みのカウンセリング技術の普及に努めている。
目次
第1章 自殺したい気持ちや行為をどう捉えるか(なぜ人は自殺をしてしまうのか;当事者のうつ状態の苦しさを理解する ほか)
第2章 うつ状態を悪化させ、“死にたい気持ち”を生じさせやすいもの(個人の持つ対処の癖(表面飾りとしがみつき行為)
表面飾り ほか)
第3章 具体的対策(どこをゴールとするか;兆候への対応では限界がある ほか)
第4章 ケーススタディ(リストカットへのしがみつきのケース;新型うつと呼ばれるケース ほか)
著者等紹介
下園壮太[シモゾノソウタ]
1959年鹿児島県生まれ。防衛大学卒業後、陸上自衛隊入隊。99年陸自初の「心理幹部」として数多くのカウンセリングを経験。2001年防衛庁のメンタルヘルス検討会の委員として提言作成にかかわる。02年以降本邦初の組織的ポストベンション(自殺後の周囲の人へのケア、連鎖自殺予防)チームの一員として活動。これまでに300ケース以上の自殺への支援実績を積む。15年8月に退官。現在は、NPOメンタルレスキュー協会理事長として、講演や研究会を通して現場仕込みのカウンセリング技術の普及に努めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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