出版社内容情報
「迷惑メール=スパム」は誰が、どのように、何のために送っているのだろうか? 何気ない題材から広がるインターネットの影の歴史。
【著者紹介】
ニューヨーク大学助教授。専門はデジタルメディアの歴史と理論。
内容説明
「迷惑メール」から見えてくる、インターネットにおける光と影の攻防。誰が?どのようにして?何のために?―情報工学、国際法、経済、複雑系科学、地政学などを駆使して分析する、ネットの裏側の歴史。
目次
序論 インターネットの影の歴史
1 次のメッセージを読み込む準備ができました 1971~1994年
2 てっとりばやく稼ぐ 1995~2003年
3 被害者クラウド 2003~2010年
結論
著者等紹介
ブラントン,フィン[ブラントン,フィン] [Brunton,Finn]
社会、文化、情報技術の関係―われわれはどのように技術的意思決定をし、その結果を処理するか―を研究する学者。「デジタルメディアとハードウェアの採用、調節、修正、誤用」、「プライバシー、情報セキュリティ、暗号」、「ネットワークのサブカルチャー」、「ハードウェアリテラシー」、「旧式および実験的メディアプラットフォーム」に関心を向ける。数々の著述、講演を行なっている。欧州大学院大学で修士号を得た後、アバディーン大学近代思想センターで博士号を取得。ミシガン大学インフォメーション・スクール助教授を経て、ニューヨーク大学スタインハート校メディア文化コミュニケーション学部助教授
生貝直人[イケガイナオト]
1982年生まれ。博士(社会情報学)。東京大学附属図書館新図書館計画推進室・大学院情報学環特任講師。科学技術振興機構さきがけ研究員等を兼任。専門は情報政策
成原慧[ナリハラサトシ]
1982年生まれ。総務省情報通信政策研究所主任研究官。東京大学大学院客員研究員。専門は情報法。インターネット上の表現の自由について、法とアーキテクチャの関係に着目して研究している
松浦俊輔[マツウラシュンスケ]
翻訳家。名古屋学芸大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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