出版社内容情報
東京の〈下半身〉を見よ!――大都市を下支えする〈言葉なき地方〉から、この国の「明日」を考える。都市-地方論の新地平。
【著者紹介】
1974年生まれ、筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授(都市社会学・国際移動論)、ストリートブレイカーズ代表。共著に『みんなで決めた「安心」のかたち』(亜紀書房)など。
内容説明
日本近代の栄光と爪痕を、現代が向き合うべき諸問題を、そして距離とともに変化してゆく東京の「重力」を透かし見る旅へ。常盤線に乗って出かけよう―大都市を下支えする“言葉なき地方”。閉塞をしなやかに生きるこの路線から、この国の「明日」を考える。ノンフィクション社会学が描く、都市‐地方論の新地平!
目次
序章 寡黙で優秀な東京の「下半身」
第1章 上野駅―「北の玄関口」のこれから
第2章 柏駅―とあるベッドタウンが経験した協働
第3章 水戸駅―新しい地域文化としてのサブカルチャーの形成
第4章 泉駅―取り戻すべきコモディティの誇り
第5章 内郷駅―回転やぐらはなぜ回るのか
第6章 富岡駅―途切れた線路の先の物語
終章 「語られなかったこと」が示すもの
著者等紹介
五十嵐泰正[イガラシヤスマサ]
1974年生まれ、筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授(都市社会学・国際移動論)、ストリートブレイカーズ代表
開沼博[カイヌマヒロシ]
1984年生まれ、福島大学うつくしまふくしま未来支援センター特任研究員(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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