出版社内容情報
日本は、世界の枠組み、潮流とどう関わってきたのか。第二次大戦後からアラブの春までの世界の動きを追いつつ、日本への影響を解説。
【著者紹介】
東京都出身。東京外国語大学アジア・アフリカ言語文化研究所研究員を経て、現在、代々木ゼミナール講師。主な著書に『東大のディープな世界史』『忘れてしまった高校の世界史を復習する本』(以上、中経出版)など。
内容説明
ブレトン・ウッズ体制、東西冷戦からリーマン・ショック、国際テロまで。現代世界の奔流と衝撃は日本をどう変容させてきたか!!わが国のいまの立ち位置が“こうなった”理由がわかる!
目次
1章 米ソがにらみ合う東西冷戦への突入 1950年代前半まで―こうして日本は西側陣営に組み込まれた(冷戦―戦後の国際情勢を決定づけた「東西冷戦」が勃発!(1947年~)
経済―アメリカを世界経済の中心に据えた「ブレトン・ウッズ体制」(1944年~) ほか)
2章 東西ブロックの緊張と動揺 50年代後半~60年代―日本はいかにして“戦後”を脱していったか(冷戦―スターリンの死が生んだ大きな余波(1953年~)
冷戦―「東欧動乱」で結束を乱しはじめた共産主義陣営(1956年) ほか)
3章 繁栄を謳歌する資本主義 60年代~70年代―日本が経済大国に成長しえた理由とは(経済―アメリカが繁栄を謳歌した「黄金の60年代」が始まる(1961年)
経済―国際通貨体制を劇的に変えた「ニクソン・ショック」(1971年) ほか)
4章 瓦解する共産主義陣営 80年代―日本のバブル経済と長期不況の原因とは(経済―日本のバブル景気と長期不況を招いた「プラザ合意」(1985年)
政治―冷戦終結のきっかけとなった「ペレストロイカ」(1985年) ほか)
5章 冷戦後にすすむグローバル化 90年代~現在―日本の将来の鍵を握るファクターとは(紛争―世界の警察・アメリカが主導した「湾岸戦争」(1991年)
国際―ヨーロッパの統合を目指して「EU」発足(1993年) ほか)
著者等紹介
祝田秀全[イワタシュウゼン]
東京都出身。東京外国語大学卒業後、代々木ゼミナール世界史講師・品川区品川シルバー大学芸術教授を経て、現在Y‐SAPIX東大館世界史講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。