デール・カーネギー〈上〉

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309246796
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0098

出版社内容情報

自己啓発の父、成功哲学の祖、カーネギーはいかなる人間だったか。その出自を明かし、現代に影響を及ぼした人物を追う初本格評伝。

【著者紹介】
数々の著名人の伝記を手掛ける作家。現在、ミズーリ大学で歴史を教えている。

内容説明

自己啓発の父、成功哲学の祖、カーネギーとはいかなる人間だったのか。現代にまで影響を及ぼした人物を追う初の本格評伝。

目次

第1部 品格から人格へ(貧困と信心深さ;反抗と回復;商品を売る、自分自身を売る;若者よ、東に行け;教えること 書くこと;マインド・パワーとポジティブ思考;国外移住と失われた世代;ビジネスと自己制御)
第2部 人を動かす(「するのを恐れていることをやりなさい」)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

32
貪欲に現状からの脱皮を目指す。数々の失敗も糧にして前進する中での自己発見と確立。母の表現力、そして大学時代の成功体験が礎。NYでの中古車販売業からの見切りが転機。文化の変革期と出会いの好機を掴むのも、大恐慌を逆手に取るのも商才と嗅覚。どちらかと言えば泥臭く、成功への階段を駆け上る姿が意外でもあり、親近感。掲載されている写真からも漲る自信、開拓者精神!何気にサラッと触れているが「アメリカ演劇芸術アカデミー」の卒業生の顔ぶれが凄い!2015/10/29

Tadashi_N

12
偉人も初めは苦労して迷っていた。2014/12/03

兵士O

11
僕の愛読書「人を動かす」。しかし僕はこの本のアイデアばかりに目を向けていて、この著者がいかなる人物だったのかは主観的な著者の言葉の中でしか理解できていませんでした。この本は、カーネギーの生きたアメリカの資本主義になり始めの時代と、「名言」の裏のエピソード、そしてカーネギーがいかなる人間だったかを客観的に描いています。そういう意味である意味「人を動かす」以上に僕は面白かったし、何よりもためになったと思います。特に本人の書いた長編小説「ブリザード」の詳しい説明は面白かったです。やはりカーネギーも「人」でした。2019/06/15

いっぺ

9
この前に読んだ「人を動かす」は私に非常に多くの良い影響を与えてくれました。その流れで伝記も読んでみたのでした。上巻は幼少期から始まり、「人を動かす」を書く前までが描かれています。私の勝手な予想では、カーネギーという人を温厚でどちらかと言えば学究的な人柄かと思っていたので、まったく違いました。ガソリンで動く車が現れたり、電気が普及したりで人の暮らしが大きく変わる中、人の考え方や生き方も、旧ビクトリア調の紋切り型で品格や清貧を重んじる形から、人格や経済的成功を重視する時代に。時代を代表する人だったようです。2018/10/12

koji

7
今から16年前。当時の支店長が中堅の営業担当の私に「あなたがコーディネーターになって、支店職員の勉強会を行いなさい。」と指示しました。レジュメは、支店長自らが作成し自分で講師をされました。その始めの数回が「人を動かす」でした。「盗人にも5分の理。重要感を持たせる。人の立場に身を置く」等噛んで含めるように話してくれました。当時のレジュメは今でも持ち歩いています。私の原点の一つです。私はカーネギーは単なる自己啓発でないと思っていましたが、本書を読むと、米国人らしい成功を望むプラグマティストで生々しい人ですね。2014/12/23

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