世界が驚いた科学捜査事件簿

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  • サイズ B6判/ページ数 241p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784309246680
  • NDC分類 317.9
  • Cコード C0040

出版社内容情報

犯罪捜査の手法を塗り替えた技術はいつ、どのように生まれたのか? 数々の難事件を再現しつつ検証する、科学捜査の発達史!

【著者紹介】
脚本家・作家。警察官として重大犯罪に取り組んだ後、ケンブリッジ大学に進み近代史を修める。その後BBC(イギリス放送協会)に入社し『法医学捜査班』や『ニュー・トリックス』などのドラマシリーズを製作する。

内容説明

事件解決への恐るべき執念!指紋法や血液・毒物分析、DNA鑑定など、犯罪捜査の手法を大きく塗り替えた技術はいつ、誰が思いつき、どんな成果を上げたのだろうか。過去200年にわたって実際に起きた数々の難事件を再現しつつ検証する、小説のようにスリリングな科学捜査の発達史!

目次

第1章 身元
第2章 弾道学
第3章 血液
第4章 微細証拠物件
第5章 死体
第6章 毒物
第7章 DNA

著者等紹介

マクレリー,ナイジェル[マクレリー,ナイジェル] [McCrery,Nigel]
イギリスの脚本家・作家・元警察官。1978年にイングランド中北部のノッティンガムシャー州警察の警察官となり、殺人などの重大犯罪に取り組む。そのうちに科学捜査に関心を持つようになる。負傷して1987年に退職後、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジに進み、近代史を修める。1990年にBBC(イギリス放送協会)に入社。まもなくドラマ部門に移り、多くの人気ドラマシリーズを製作する。犯罪・軍事小説やビクトリア十字勲章受賞者をテーマにした歴史書も執筆

沼尻由起子[ヌマジリユキコ]
東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒業後、渡米して読売新聞ニューヨーク支局勤務のかたわらアメリカン・イングリッシュ・インスティテュートで修行。帰国後、大手出版社の編集者を経てフリーライターとして独立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

らなん

11
2014年。事件簿となっているが、科学捜査の歴史に近いかも。指紋、DNAはもとより、弾道、毒などにも書かれていた。毒は興味ないので、飛ばした。指紋については、古代エジプトの頃より認識されているとのことだった。鑑定については、ここ100年位で認識され、劇的に変わってきていて、20数年前の証拠から真犯人を特定したのは、ドラマ「コールドケース」みたいだった。他にも、ロシア革命で亡くなった皇帝一家の亡骸をDNAで、確定したりもしていた。一気読みだった。2022/06/15

ケニオミ

4
犯罪科学の歴史という内容です。あまりに教科書的で退屈であり、目新しい事実に触れることが期待できなかったので、中途挫折です。早めに挫折して良かったと思える一冊でした。2014/09/25

じょんたん

3
タイトル通り、科学捜査の歴史をざっと分かりやすく書かれたもの。 今でこそ当たり前に指紋はみんな違って、犯行現場に残された指紋によって、犯人の決め手になりますが、そういうことのなかった昔は、どのようにして犯人や被害者を特定していたのか。過去の犯罪の例をあげて、どのように犯人逮捕の決め手になったのかが書かれていた。 とても興味深かった。2015/07/02

はーこ

3
様々な捜査方法が編み出されてきた歴史を、事件とともに紹介している。指紋、血液型、DNAいまでは当たり前に捜査されていることが出来るようになるまでの歴史が事件とともに語られている。科学の発展ってすごい。2015/01/14

sasha

2
犯罪捜査200年のダイジェストってところかな。身元確認の方法、血液、弾道学、DNA等々。科学捜査の進歩を実際にあった事件の解決を例に取りながら紹介している。地道な研究の積み重ねが犯罪捜査にも役に立ったんだな…と思うけど、近年の監視カメラから特定の人物の顔を判定するなんてのは監視社会になったようで怖いわ。尚、本書には参考文献が一切載ってないのが残念。ロシア・ロマノフ王朝最後の皇帝一家の遺体のDNA鑑定の参考文献が知りたかった。2015/06/15

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