出版社内容情報
外国に媚びず、日本至上主義もまたとらない。ベストセラー『日本人に生まれて、まあよかった』の著者が贈る日本人への提言。
【著者紹介】
1931年、東京生まれ。東京大学名誉教授。比較文化史家。著書に、『和魂洋才の系譜』『ダンテ「神曲」講義』他。訳書に、ダンテ『神曲』『新生』、ホッカッチョ『デカメロン』、小泉八雲『骨董・怪談』他。
内容説明
「和を以て貴しとなす憲法を作ろう」「アメリカに占領されて、まだよかった」「「反日」の虚構は日本の美点で崩すべし」…外国に媚びず、日本至上主義もまたとらない。グローバル化する世界で生きざるを得ない今、日本人はいかに振る舞うべきか。国際的に活躍する比較文化史の大家が縦横に語る、刺激的な知見に満ちた時事評論。
目次
第1章 複眼で観察し、物事を見分けよ(歴史の真実を見分ける「眼識」;「知」を輸出した自己本位の学者 ほか)
第2章 素直に自国を愛する子供を育てたい(日本の命はまた、あらたまる;中国の軍事大国化と「尊毛攘夷」 ほか)
第3章 グローバル化する世界で生きる(ゲーテが三大詩人から落ちたわけ;羽仁五郎をもてはやしたあの時代 ほか)
第4章 日本人は毅然と自己主張せよ(明治の大歌人、明治天皇;日中関係と独仏関係の違いを心得ぬ人たち ほか)
著者等紹介
平川祐弘[ヒラカワスケヒロ]
1931年、東京生まれ。比較文化史家。東京大学名誉教授。フランス・イタリア・ドイツに留学し、北米・中国・台湾などで教壇に立つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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