出版社内容情報
この時代の最も重要な哲学者が時代の危機に深く迫りながら、来たるべき政治・藝術・文学をひとつのものとして問いかける戦いの書。
「この時代の最も重要な哲学者が時代の危機に深く迫りながら、来たるべき政治・藝術・文学をひとつのものとして問いかける。佐々木中の新たなすがたとわれらの未来をしめす思考の戦い。
あの感動をふたたび!(「切りとれ、あの祈る手を」・2010)
ますます濃く、熱く、深く佐々木世界が浸透してくる。奥深い繊細さとTシャツとせ
つなさと響きと怒りと心強さと。----いとうせいこう推薦!」
【著者紹介】
1973年青森県生。東京大学文学部卒業、同博士課程修了、博士(文学)。著書に『定本 夜戦と永遠』(上・下)『切りとれ、あの祈る手を』『九夏前夜』『足踏み留めて』『しあわせだったころしたように』他多数。
内容説明
思考は踊る。雄弁が舞う。2012年から2013年に至る最新論考、講演および対談を集成。
目次
踊れわれわれの夜を、そして世界に朝を迎えよ
母の舌に逆らって、なお―翻訳・ロマン主義・ヘルダーリン 二〇一二年秋、九州講演の記録
疵のなかで疵として見よ、疵を―NAMURA ART MEETINGの講演の記録(於大阪)
この静穏な倒錯に至るまでに―ベーコンをめぐって・対談×保坂健二朗
神秘から奇蹟へ―小説家いとうせいこうの苦難
ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル 春の推薦図書特集!
著者等紹介
佐々木中[ササキアタル]
1973年青森県生。作家、哲学者。東京大学文学部思想文化学科卒業、東京大学大学院人文社会研究系基礎文化研究専攻宗教学宗教史学専門分野博士課程修了。博士(文学)。現在、法政大学非常勤講師。専攻は現代思想、理論宗教学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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